Ongoing Collective DIARY

2020/01/09の日記を見つけた1月23日
2020年1月23日

1/9
朝4時から6時半くらいまで、制作というか制作準備?をしていて、その後眠らなければよかったんだけど眠った。断続的な夢、小さい頃住んでいた家、映画だが客席に演者が座っていて突然演じ出して最終的にアトラクションのようになる、だとか、のあとに、深く遠い夢を見て、起きた瞬間に全てを忘れた。忘れがたい夢だった、という感じだけが残った。

今年初オンゴーイング。小川さんは髪が伸びていて、なんだかずいぶん幼いというか、同い年くらいに見えるような気がした。食べログに「少年が一人で接客してくれる不思議な店」と昔書かれていたというゆきえちゃんがしてくれた笑える話を思い出す。
風呂場で、小川さんが同い年くらいに見えたのは、今1月で、Ongoingが12年前に作られたのも1月で、その時の気持ちでこの十日くらい小川さんは過ごしていたんじゃないか、だからその年齢の見た目になっていたんじゃないか、と勝手に推察した。

ヒスロムの人たちの静かな関西弁に謎の警戒心を自分が感じるのが不思議だった。魅力的ということだろうか。

山本さんの作品は「本気だ」と感じた。
あんまり感想が言葉にならない。
「山本さんがいない時も頼まれたら、ブルーハワイ作っていいんですか?」「めんどくさかったらいいよ!」とすごい速さで言われて「めんどくさいができごとの理由になることはないです」と笑ってしまった。
なんでこれをやらないんだろう?と疑問に思うことがあるけれど自分も忘れてしまうところがあるからな、と思う、けど、やろうともしない痕跡みたいなものをまざまざとかんじるとき、低いところに引っ張られないようにする、というきもちがある。本当は高いところに引っ張られたい。みたいなことを、ひとりでいて、ひとりの心の中で考えていたから、そんな返事が言葉として錬成されて口から出てきた感じがした。

山本さん「作家がいると気を使っちゃう、いない方がいいと思うから」「確かに作家さんがいると気を使っちゃうからいない時に行きたい気持ちはあるかもです、友達とかでなければ…」「そう思う?」「いや必ずしもそうってわけではないけれど」「そうかー作家がいる時避けるんだ」「いや絶対ではないんですけど」「そうだよね!」と2Fにお客さんいるけど7時くらいに帰っちゃった。

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それと、1月9日はお昼を食べながら「寒くなさすぎて夏が怖い」と話していた。なんかペペロンチーノ作ったんだけど全然調子が出てない味でおもしろかった。

1月23日の今日は十分に寒い。寒いのはとても苦手だけれど、これくらい寒くないと、つまんない。
昨日まともに太ももに冷気を浴びたからか、家に帰って足がカユカユになった。
Collective日記はもう年も明けたことだし、順番とかじゃなくて、書きたい人が書きたい気持ちの時に書くスタイルにするのがいいんじゃないかな、と思う。思うと書いたけど、思うまで行かず他の出来事に心とらわれて最近は過ごしていて、でもパソコンに1/9の日記があって、もしかして私の日は9日だったんじゃないかしら、と思って表を見たらやっぱりそうだったから、ちょうどだった。

ここまで書いて、お客さんが来て洗い物してる時に小川さんが来て
「髪切った?」と言う小川さんも髪を切っていた。

今日は我ながらものすごい働き、というか超事務作業、出納帳管理をほとんど終わり間近まで進めた。2月の自分のためと、これを書いていいくっきりとした休み時間が欲しかったから、ただただやった。
「すごいんだよ、やると終わる。やらないと終わらない。」
とまっすぐ目を見て言ってきた友達のことを思い出す。
作品のために石を運んでの弁だった。殆ど笑わせにきてたけど、殆ど本気でもあったはずで、そういう風に笑わせと本気を混ぜて話せる友人がいてよかったと思うと同時に、落ち込んでるんだか何がなんだか知らない頭悪ロジックでメール無視されてて、そのことを思ったらむかつく。ムカついてバンバン作業が進んだ。

とったWiFiの業者の電話に、「オーナーがいる時間がまちまちで決定はしていないので、またかけ直していただいてもいるかどうかわかりません、ご用件次第ではもしかしたら必要ないことかもしれないので…」というと「いえ、そちらが不利益を被るような内容ではなくて」「どのようなご内容でしょうか?」「オーナー様に直接お伝えしたいご内容ですので…」「かしこまりました、何度もかけていただいてしまっては申し訳ないと考えましてご内容をお伺いできればと思ったのですが、それではまたご都合のよろしい時にご連絡いただければ結構です」とすらすら言った時に、その作業中の心にあったムカつきの火の粉が現在地にちらついてしまうのを感じて、わるいな、と思った。調子は怒りを湛えていなかったけれど、すらすら言いっぷりが怒りを孕んでいてこそのすらすらだった。電話を切って、自分に自分でちょっと落ち込んだ。切り替えよう、コーヒーのも、とドリップパックのやつにお湯を注いで飲んだ。あいちトリエンナーレに夏行った時の名古屋みやげだった。たのしかった。まずくて牛乳を入れた。

ストーブのお湯が蒸発してくると焦げ臭い甘い匂いがしてくるようになって、今している。のぐちくんが昼「あったかい〜」と近づいていて鈴木さんが「燃えるよ、それ、餠も焼けるんだから」「おれ、餠持ってる!」と言って茹でたお湯がそのままだからだ。「このお湯は衛生的にあれかもだから…」「えぜんぜん大丈夫」と言ったのに、「卵の殻みたいなのついた」というので見ると、カルキが固まったっぽいやつがもちについていて「いやだ、卵の殻みたいなの食べたくない…」と言って茹で上がった餠を洗っているのを見た。

齋藤春佳