Ongoing Collective DIARY

悪事をとめる夢
2019年5月6日

わたしの夢はえらい。いつも感心してしまう。

なにか悪いことを考えようものならば、わたしに怖い夢をみさせて、その悪いものを取り払おうとしてくる。

 

今朝の夢は、わたし、別の女性、夫の3人で、ホテルのベッドにいる夢だった。わたしがまず女性の身体を触ることになったのだけど、わたしは女性の身体の触り方がよくわからず戸惑い(あるいは女性が演技していると分かってつらかったので)、すぐにつまらなくなって、ひとりでそのホテルの部屋を出た。そのあとすぐに夫もわたしを追ってきてくれるかと思ったのに、夫がその部屋から出てきたのは1時間半後。わたしが去ったあと、別の女性と夫が密室で何をしていたかは分からない。

夢から覚めたあとものすごく悲しくて、現実のベッドの隣ですやすや眠る夫をみてとても安心した。

 

「なんで、こんな夢~」と嘆きたい気持ちでいたら、思い出した。「ああ、そうだ。今日、あのひとのイベントに顔を出そうかどうか迷ってたんだっけ」。「あのひと」というのは昔いろいろあった男性のことだ。今はただの友達だけれど、久しぶりに会うと「じゃあ今度ゆっくりご飯でも」という話になりやすい。ただそれだけのことなのだけど、さっき「夫が別の女と何かをしているかもしれない」と疑った夢の生々しい感触を思い出すと、もうその現実のイベントに行く気を全然なくしてしまった。夢に「ほら、逆の立場だったら嫌でしょう?」と諭された気分だった。うっすらと抱いている罪悪感のなせる技なのか。あるいは夢のお告げか。イベント自体は面白そうだからもったいないけれど、今日は家にいることにした。

 

最近、(特に結婚してから)そういうことが時々ある。日常の誘惑、あるいは不道徳のかけらのようなものを、怖い夢が巧みに遠ざける。

 

そういうとき催眠セラピーで禁煙を成功させた友達が前に話していたことを思い出す。「催眠状態になって、タバコと、自分の嫌なもののイメージを、意識の奥底で結び付ける。そうすると習慣で身体がタバコを欲しくなっても、頭にタバコのことが浮かぶと、セラピーで結び付けた嫌なイメージがいっしょにわいて出てきちゃって気持ちわるくなってしまうから、だんだんタバコが吸いたくなくなる」。わたしの夢も、いまわたしの悪事の種にそんな作用があるような気がする。まんまとうまくやられてる気分。

 

 

なんて言ってるけど。もしかすると夢のことは、外に出かけない言い訳のためのこじつけなのかもしれない。本当はただ最近家にいるのが楽しすぎて、あるいはすでに親しい人と親しくしているのが楽しすぎて、もう遠くへ冒険に出かけたり、分かち合えなさそうな人と何かを分かち合おうとすることに億劫になっているだけなのかもしれない。昔は無理をしてでも、いろんな場所に出向いて、いろんな人と話すことが好きだったのに。今はその無理に価値を見出せない。結婚やら手術やらを経て、以前に比べて自分が「面白い」と感じることが変化したのに、自分自身がその変化にうまくついていけてない感じがしている。いまの自分の興味の輪郭をまだ掴みきれなくてちょっとやだ。

どうしようかなと思いつつ、明日も結局、Amazon prime videoで軽いかんじのドラマを観てしまいそう。危険。

 

うーん、こじらせた33歳(いまの年齢)ぽい悩みで恥ずかしいな、これ。でもせっかく恥ずかしいから日記に書いておこうかなと思った。

ちなみに、先日、こういう話をスピリチュアル系カウンセラーを名乗る男性にした(あるお店で、そういう流れになってしまって仕方がなかった)。「結婚してからどれくらいですか」と聞かれ、「2年半です」と答えたら、「ああ、やっぱり。結婚2~3年目ぽい悩みですよね」というようなことを言われて、なんか悔しかった。

 

夢にかんするメモ:

●平安時代の頃は、「好きな人が夢に出てきたら、相手が自分のことを想っている」と考えられていたらしい。

●以前、認知脳科学研究室に勤めていた頃、先生が「夢に関してはいろんな説がありますが、僕は、夢とは頭のなかにある情報の整理と再構築だと考えています」と言っていた。

●明晰夢(lucid dream)で、自分の夢をコントロールして遊ぶ人たちもいるみたいだけど、たぶん訓練がひつよう。

●金縛りもうまくやればコントロールできるらしい。でも訓練がひつよう。

ふむむ。

 

弘川ゆきえ

 

Latest DIARY
» 2019年5月21日
5月20日 (月)
» 2019年5月16日
朝の身支度うんぬん
» 2019年5月15日
どちらへ?
Name List