Ongoing Collective DIARY

けっきょくなんなんですか。 2019.07.24
2019年7月25日阿部葉子

久しぶりに大学からの仲良い友人に会った。今日は鳥取からの出張で、明日は小豆島に行って営業らしい。仕事はUberみたいなサービス提供してるやつ。

–岡山に引っ越して、最近なにしてるの?

久々に会った友人から聞かれる、定形ともいえる質問をされる。

–最近は街のことも少しわかって、仕事終わりの余暇を楽しんで映画行ったり、健康に気遣って運動したりしてるよ。

そして言われた。

–なにつまらないOLみたいなことしてるの?

言われてしまった。
確かにこの街は東京に比べたら平和だ。震災後に引っ越す人が多いのもわかる、豊かで落ち着いた、そんな街だ。人も穏やかで、少し排他的なところもあるけど、もろもろ整っているコンパクトシティで暮らしやすい。
だけど平和や安定が一番とは限らない。面白い文化が生まれるにはやっぱり少し狂ってないと面白くない。岡山に山本太郎がきてもさほど盛り上がらないように、この街は暮らしやすくて良い分、みえてこない部分もたくさんある。

最近、豊かさってものについて考えてしまう。前に東京ではレンタル何もしない人、という人物が話題になっていると聞いた。交通費さえ出せばどこにでも出張し、なにもしないけどその人のしたいことに付き合うという人がいるらしい。これを聞いたとき、やっぱりこれは東京でしか生まれない文化だなと思った。溢れ出す気持ちをどこにぶつけていいか迷ってるいる人に差し出されるひとつの救いの手段。そういうあらゆる世界の深淵をみつめていかないと新たな文化やムーブメントは生まれないんだなぁ、と痛感させられた。

とりあえず、居心地の良さに怠けてはいられないって思う。最近、安部公房の『鞄』を改めて読んだけど、あれは面白いですね。なんとも心地の良い鞄を手にして、どこまでも歩けることを知った主人公が、最後は自由を実感する。選挙もあったりして、自由ってなんなんだろうなって思うけど、やっぱり自由を目指していかないと本当の豊かさには繋がらないのかな、って考える今日この頃。

阿部葉子

日記
2019年7月23日WY

日記に記したいことは多々あって、毎日ふとしたときに題材がみつかる。

書くべき出来事をどのように表現するか。面白おかしく。くだらなく。過剰に。軽やかに。厳密に、等々。

しかし結局自分は、どのように、何を伝えたいのだろうか。それがよくわからない。

「画家として」このフレーズが、頭をよぎる。
地球上にわずかに存在している僕の絵の鑑賞者が、僕の言葉によって僕を知り、そのことが僕の絵を鑑賞することの妨げになりはしないか。
これが書けない理由のひとつ。

書けない理由の二つ目は、要するに、自分の馬鹿がばれてしまうのが怖い。

文章力に自信はないし、あまり言葉を知らない。感情や感覚はいつも揺らいでいて、その時々の気まぐれで落ち込み、ハイになり、感傷的になり、やけにポジティブになる。自分に一貫性がない。
自分という人間の骨組みがぐにゃぐゃに感じるから、日記や文章を書くとなると筋が通らない感じがして、気が引けるのだ。

さっき、乗っていたバスに初代ミステリーハンターの竹内海南江さんに似ている人を見かけた。若いころの竹内さんだ。
端整で凛々しい顔立ち。ハッとして頭の中かボーっとした。みぞおちの辺りがなんだかふわふわした。
日常のなかで、このような恍惚に襲われて、ぼーっとすることがある。そういう抽象的な、永遠みたいな感覚と対峙してしまうかぎりにおいて、僕は絵をやめない気がする。また何が言いたいのかわからなくなった。

 

高橋大輔

本日は投票日
2019年7月21日池田 諒

朝8時頃起きたが、昨日のお酒がまだ体に残っていて二度寝してしまう。

昨日は僕の保育園からの友人と春佳と3人で生春巻きパーティをした。そういえば前回の日記の時も生春巻きパーティのこと書いていましたね笑。まだまだ生春巻きペーパーが残っているので、みなさま齋藤池田家にお越しの際は生春巻きパーティをしましょう!

10時00分頃、春佳に「あと30分したら投票行くよ」

とムニャムニャしていたが目が覚めた。本日は投票日。

30分後、二人で近くの小学校まで自転車で駆ける。周りは自分たちよりも年上の人達しかいなかった。僕らくらいの人は期日前か、それとも投票へ行かないのか…分からないが…。遠くにいる地主さんが2週間前からアップしていたイラストをほぼ毎日シェアし続けたのは今日が日記の番だと言うことがわかっていたのでそれに向かうのと同時にそれ以上の気持ちで何かしらできないかと思っていたからである。

(またマスコミについて思うこともある。芸人の闇営業問題について何年も前のことをこのタイミングで公にして、会見することを、選挙運動としては前日がすごく頑張りどきなのに被せてきて、なんだかなと思った。)

金曜日に二人で各々考えを話して投票先を決めた。

今までの選挙の時は投票先を明言せずに行ってきたが、今回の選挙のヤバさが何となく伝わってきて、少しでも自分たちの一票がどうなるのかよく考えた投票だったと思う。

事務的に投票が終わると校門の前に出口調査のNHKの記者さんがいて、僕の身なりが印象的だったのかわからないがとにかく目があって声を掛けられた。「時間がない」と言って断ってしまったが、日記のネタを気にするなら受けとけばよかったかな、とも思った。ま、春佳はこの後オンゴーイングでバイトがありRyのクロージングパーティの食材を買いたいと言うのと、僕は僕で家のものを買いたいということもあったのでよかったこととする。

一度家に戻り、焼きそばを食べたらお腹いっぱいになって昼寝をしてしまった。1日通してほぼ寝ていただけの日。投票以外何もしていない1日で終わった。

この日記は生春巻きパーティで余った野菜をバリボリ食べながら書いている。

池田諒

Uber eatsはじめました
2019年7月18日伊佐治雄悟

最近Uber eatsの運ぶ方をはじめました。知り合いを紹介してその人が50回の配達を達成すると6万円も貰えるようで、金に目が眩んだ古い友人に誘われたのです。彼から招待メールには一言「共に戦おう」と。ママチャリでやってみた感想としては、1日3回くらいまでポケモンGoやってるみたいで楽しいです。1日15回くらいやると段々イライラしてきて、Uberつぶれねーかなーと思ってしまいます。現在までに42回の配達をしました。

その古い友人が私の実家の庭に父自作のピザ窯があることを知ってから、「いつか一緒に帰省してピザパーをさせて欲しい」とずっとお願いをされていたので、先日妻と一緒に帰省する予定を立てました。ところが友人はゴールデンウィークに帰省したばかりだったので、今回は代わりにオンゴーイングレジデンスに来てたチョンくんを連れて行くことに。

チョンくんは勤勉です。新幹線では作品に使う資料を常に読んでおり、仕事をしていないと罪悪感を感じる、とFBで告白していました。不思議と一緒に行動すると影響を受けるもので、怠け者な私も最近はメリハリのある生活をしている気がします。おかげで配達も捗ります。しかし仕事をしていないと罪悪感を覚えるのはいかがなものでしょう?辛くない?その感情分からないではないのですが。というのも私昔は落ち着きがなくて、ずっとソワソワしてる人だったのです。あるとき損してる気がしてソワソワするのやめよう!と思い立ってやめたのです(魔女の宅急便の「描くのをやめる!」ですね)。その成果として感情の起伏が少なくなりました。もうほとんどキレなくなったのです。

そこで気が付いたのですが、チョンくんリアクションが薄くない。濃い?ちょっと興味が湧く話があると、「wow(ウワ〜オ)」とか言ってくれるので話し甲斐があるのです。そんなチョンくんを私の家族もすっかり気に入り、父親に至っては昔趣味で集めていたCONTAXのコンパクトカメラとそのレンズを彼にあげてしまうほどでした。感情の起伏の少なくなった私は不安から解放される代わりに、彼のようなリアクションを失っていたのです。いちいちリアクション取るのも疲れるからね。

ずっと実家で飲み食いしていても退屈なので、次の日は姪っ子も連れて犬山市の明治村に行きました。地元特有のジメジメした熱気の中、姪っ子の興奮も頂点に達します。自然と妻が姪っ子の遊び相手(標的)となり、私とチョンくんが先行して移築された建築を鑑賞します。子供の頃から何度も来ていますが、大人になってから行くのもいいもんですな。閉園時間も近づき大人たちの疲れが溜まった頃合いに、我が姪は妻と先行する私達の約10メートル間を往復ダッシュをはじめました。流石のチョンくんも「姪っ子には何かスポーツをさせて発散させた方がいい」とアドヴァイスを受けるほどでした。お行儀は悪くないんだけど。帰宅後、妻とふたりで姪っ子が持つ無限のエネルギー活用について話し合いましたが、まだ結論は出ていません。

伊佐治

選挙と文化的な日
2019年7月17日蛭子未央

私の日記の日は17日なのですが、14日選挙に行ってきたのと結構盛りだくさんだったのでその日のことを。

 

在外選挙の申し込みして間に合ったので、選挙に行ってきた。
山本太郎の演説がすごいいいもんだし、自民党への切り込みも返しもものすごく勉強してデータを集めていて、
例も出すもんだからもう、討論での圧勝がとても気持ちがいい。
討論っていうのはそうでなくては。しっかり勉強して、こういう事実があったから批判しているんだ。
筋が通ってる。っていうかそれが当たり前のことなんだけど。
感情とか不快か快で語って済む様な場所なんて公の場であるの?っていう。あるんだけど。

せっかくいい政治家が出てきているのでワクワクしながら投票。

その後は気分よく大学の図書館に行って、卒業のエッセイを書き進めに行こうとしたらもう閉まるという。
なので、テートブリテンに行って、ゴッホ展を見る。
女神級に優しくてセンスのいい義母が誕生日プレゼントにテートメンバーカードを買ってくれたので、企画展も無料。
でもめちゃくちゃ混んでたので、また後日来よう。。ということで、上のカフェに。
さて、エッセイでもやるかーと思ったけど二日酔いでなんか全くやる気がしないし、本もないから「書けないっつの」
土日こそ図書館開けてくれればいいのに。
でテートモダンにでも行くか、と。(贅沢な町だ本当。)
テートモダンはオラファー・エリアソンが最近始まって。これまた混んでそうだったから、また後で来よう、、、。(贅沢な町だ本当。)

ベルリンから友人が遊びに来ているので、立見席のシェイクスピアを予約し、歩いてグローブ座に。(5ポンド、安ッ。)
始めて入る。デビット・ホックニーがグローブ座のパースペクティブについて語ってて面白いなあと思ったから来てみたかったんです。
肝心の何がどう面白いかについては覚えてないんだけど。

シェイクスピアは古い英語って聞いてたから予習をしていった。
演目は「ヘンリー6世」。
で、いざ始まったらなんか全然違う。登場人物もシーンも全然違う。
「え、何これ。あ、もしかして、これ、え、現代版ってこと?」
という謎の解釈をし頑張って聞き取ろうとするもさっぱりわからなくて。
「現代語のはずなのに、意味がわからない、私の英語力もまだまだだな、、、」と落ち込みながら見続け。
立見なので足がきつい。
休憩のときに急いで演目の内容を再びチェック。
そしたら「ヘンリー4世」でした。
 
まじか。ヘンリ―違いか。
そして急いで台本を検索したら、追う事ができ、
「ああ、この英語。現代文じゃない、古文じゃん!。」
と気づきまして。よかったーと謎の安心感。バベルったー。
 
演者は黒人白人がほぼ半々の比率で、男女の役も女が男役をやったり、男が女役をやったり。
つかむしろほぼ全員男女逆転してた。
さらに準主役の人は病欠だったので急きょ代理人が演じることに。
シェイクスピアの俳優だからもちろん内容は知ってるんだろけど、
台本もまだ読んでないようで(ジョークか本当かはわからない)。
終始台本を手に握りしめながら演じておりました。めちゃくちゃ自分のセリフのところにハイライトはいってた。
すごい舞台度胸。
周りもその台本読みながら進める演者を小ネタにしたりして、うーんプロプロ。
 
ザ・休日らしい1日でした!

新しい仕事が決まったので5ポンドを娯楽に使える喜び。

 
蛭子未央

七夕
2019年7月14日東方悠平

も~いーくつ寝ると、七夕祭り?
全国津々浦々で、キッズ達が短冊にお願い事を書きつけているかと思いきや、僕の地元、北海道では来月8/7に七夕祭りを行うところが多いのです。
なのでサザエさんなんかの全国放送で七夕の回が出てくると、なんだか他の国の出来事のような妙に冷めたような、他人事のような気持ちで見ていたものでした。

ちなみに東北の七夕祭りと言えば、仙台七夕!
アーケードにずらずらずらと並び下がった大量の七夕飾りは壮観です。
こちらのお祭りも、北海道同様、8/7を中日として行われています。

そしてそして今、僕の住む青森県八戸では七夕祭り真っ最中!!!
飾りは仙台七夕風でありながら、規模はコンパクト、手作り感溢れるお祭りです。
仙台に倣っているのに8月でもなく、7/7に合わせているわけでもない、という微妙に適当なラインを突いてきます。
観光的には仙台七夕のような一大イベントにしたいようですが、なんだか解説もフワッとしています。
http://www.8cci.or.jp/tanabata/tanabata.html

でも北海道が高知から持ってきちゃったヨサコイ祭り然り、なんか言い続けていたらいつの間にかずっとあった伝統みたいになるのかもしれないですね。

散らかしのメソッド
2019年7月12日うらあやか

綺麗な部屋を散らかすためには、紙、もしくは衣類を置けるところに置いていくことだ。ゴミは見つけ次第そのままにすることを心がけなさい。手に取ったらゴミ箱へ入れなくちゃいけなくなるのだから。

大切なものは大切ではない紙の上に、どうでもいいものを中途半端に開いて、できるだけ無駄なスペースを作るように絶妙な角度で机の半分を割いて積み重ねなさい。少しずつもう半分も侵食すること。脚となるゴミ、天板となるゴミ。ものはゴミを経て素材となり、第二の役割が与えられる。テーブルの完成である。なお、足も天板もA4コピー用紙だ。とにかく紙を置くことです。届いた手紙やチラシ。領収書の類。

今日買った本も例に漏れず紙であるため、積み重ね対象だ。ただ、ゴミとは別でどこにでも置いていいというわけではない。まず数ページ読んで、先週買った本の上に置く。それが所作というものだ。その下には先々週の本。先月の本。本本本本。タイトルが目に入ることが大事なのだ。面白い本が手元にあることで勇気が湧いてくる。本を持つ喜びとは、読む可能性を持っていることだ。本を読むことと本を持つことは同じことではない。
大きい本は、反らないようにハードカバーの本の積み重なりの高さを揃えてその上に置くことを心がけなさい。
お気付きか。この部屋で、本の栞に困ることはないことに。そこへ転がっているインドカレー屋の割引券を半分に折って挟むといい。私はよくそれをする。
あの白い紙の下に何があるんだろう、と思ってめくっても、水道料金のお知らせとインドカレー屋のB6のチラシしかないのだから心配はいらない。倒れないように注意して、コップを置いてみるといい。紙束が机を水滴から守ってくれる。

この部屋を片付けるよりも引越しをする方が楽なのではないか。そう思うことも少なくない。ただゴミを捨てればいいのはわかるのだけど。それにゴミは意外とそんなにないこともわかってる。友達から「エクストリーム」と評されたこともある私たちの作業部屋。
9月には大きな荷物と作品がこの部屋に運び込まれる。展示が3つ始まっているだろう。火を放ちたい。
緑色の顔をしたジム・キャリーがやってきて、でっかいハンマーでぶっ壊してくれないだろか。

生活と芸術は不可分だけれど事務と美術は分けるべきだ。やることだけが増えて行く。本当にやるべきことが後回しになっている。これなんのためなのよ、複雑で混迷を極めたメールのやり取り!!!!!!ファック!
人に言われても思考が重たくて返事に2時間くらいかかる。しゃべる言葉ややらなきゃいけないことの優先順位が頭の中で渋滞し詰まってから、2億光年が経とうとしている。まじもー無理!!!!!!私が二倍になることでしか解決できないのがもどかしい。

私は「する」時間に重きを置きすぎて、準備や片付けを軽んじすぎている。熟考することでなく、安定でなく、混沌とした慌ただしさの中に身を置いている。反応ばかりをしていてゆっくり考えられていない。

パフォーマンスの記録はどうしたらうまくいくんだろう。私の作品記録はきっと世界最低レベルだと思う。
厳密さの方向性とドキュメンテーションの方法が噛み合っていないのだろう。
自分にできないことは人に任せればいいのだけど、その準備をする頃にはもうその作品への熱は記録とは別のところに向いていて、撮影する用の作品に作り直してしまう。
どのように記録すればいいわけ・・・みんなどうしてる?
あと、部屋は片付けたほうがいいですかね。
(Yahoo!クソ袋)

うらあやか

7月9日
2019年7月9日高木花文

なんか畑のズッキーニ小さいな、腐るな、と思っていたら、ズッキーニは受粉をしてやらないと腐る、朝7時前後にやるのが良い、というレクチャーを受けた。明日は休みだから、受粉して二度寝したらいいぞ、と思って目覚ましを6時半にセットしていたアラームで目覚めたけど、雨降ってる音したからしょうがない、ということにして寝続ける。
12時の船で高松に買い出し。いつもは宇野に行くけど、今日は髪の毛切ろうと美容室予約していたから高松。晴れてて、気持ちよくて、後ろのデッキの席に座った。じゃん!と飛沫が飛んできて楽しい。豊島のおっちゃん達がままかり釣りしていた。

高松着いて、美容室行く前に南珈琲に行ってお豆の代金払っていこうとずんずん商店街を歩く。なんかざわざわしてるな、警備員とかいるな、と思っていたら、選挙活動してた。香川の自民党立候補者と、安倍首相がいて、それを認識して安倍首相の顔を見た時、すごい拒否反応が出た。やだやだやだって動機がして、人混みの間をすごい勢いですり抜けて、ぶわあああって言いながら指先から水を振り払うみたいに手をぶるぶるってしていて、自分で自分に驚いた。ただ歩いて手を振っている姿を見て、こんな風になるんだ。よっぽど嫌いなんだな、全く知らない人(わたし)にこんなに嫌われるなんて、安倍さんも大変だ、と冷静に思う。
超急ぎ足で南珈琲に向かって、アイスコーヒー飲みながらリセットを図る。でもこの気持ちはちゃんと記しておいた方がいいと勢いのあるままにツイート。
豊島に住んでいるけど住民票はまだ長野にあって、不在者投票の申請を昨日した。そして豊島では期日前投票ができなくて、隣の小豆島に行かないと行けない。でもやる。嫌なことは嫌だと言わないといけない。我慢しちゃいけない。大丈夫かな、と高を括ってはいけない。
良いこと楽しいこと嬉しいことばっかりしたい。綺麗なもの美しいものばっかり見たい。美味しいものばっかり食べたい。毎日ご機嫌に朗らかに健やかに暮らしたい。大好きな人達とそれを共有したい。

美容室はホットペッパーのいちばん上に出てきたところを予約してて、初めてのところだったけど悪くなかった。色白で細身のおしゃれなお兄さんが切ってくれた。がっつり切りたいと言ったけど、これくらいがバランスいいと思います、と顎くらいのショートボブ。やはりこの長さがわたしのベストなのかな。たまにしか行かないが、美容室はいい。心強くなる。料理作る仕事ってかなり最高と思ってるけど、美容師さんもかなり良い仕事だなあ。
半空というカフェがいいよ、とおすすめされていて、行ってみる。バーみたいな雰囲気。珈琲美味しかった。本がたくさんあって、「壇流クッキング入門日記」を読む。内容は興味深く面白いのだけど、文体がだらっとしているというか、一編が長いからか、たるんでしまってすいすい読めないのが残念。
最近本読みたい気分で、古本屋さん行ったけど休みで、その近くの古着屋に行く。高松に来ると寄ってしまう古着屋。すごい癖あるのお姉さんがやっている。カラフルチェックのショートパンツ可愛くて、これおしり入るかな〜ぎりぎりかな〜と試着したみたらぴったりで、お姉さんに脚真っ直ぐ!出さないと!おしりもぷりっとしてるからいけるで!とほだされて買っちゃった。
服を買うと、隣の中居ストアーという商店のおばちゃんが作っているゼリーの引換券をくれる。黒胡麻ゼリーにした。中に小さな大福が入ってる。トマトがひと玉37円で2玉買った。
果物屋で桃。スーパーで買い出し。高松駅では工藤元気が演説していた。お仕事頑張ってください、行ってらっしゃい、と言っていたけどもう17時半だよ。
駅ビルの立ち食い寿司屋で持ち帰りの太巻きを買う。
帰りの船は顔見知りばかりで、船内がすでに豊島。美容室でつけられたオイルの匂いに酔う。
荷物置いて、巻き寿司食べて、注文していた卵取りに行って、買ってきた食材を下味つけたり冷凍したりする。明日のパンの粉計量して帰宅。同居人が、昨日の夜ムカデと大蜘蛛と闘った話を聞く。お風呂入る。今日の料理見る。ムラヨシマサユキとなかしましほ。シフォンケーキ作ろうかな。
ぴゃーっと携帯みてて、コレクティブ日記みたら柴田さんが更新していた。ということはそろそろわたしでは、と思ってリストを確認してみたら今日でした。それで書く。テレビつけっぱなしにしてて、こじらせ女子、紫式部に学ぶ、みたいなテレビでたんぽぽの川村さんが、恋愛の掟が3つある、出歩け、待て、しゃべるな、と言っていた。待てというのは、ラインとか既読になっても返信来ないのに焦ってまた送ったりしないこと、しゃべるな、というのは大事にしたい恋ほど、周りに相談しちゃったりしないで自分の中で大事にすること、と言ってた。そうですよね!わたし最近それを学んで実践しています!と思った。
幸せになりたいし、好きな人と過ごしたい。だから平和で安心できる未来を想像できる今にしたい。そんな日。

高木花文

かんぬいきてー
2019年7月9日柴田祐輔

こんにちワッツアップ!
6月1日から国際交流基金のアジアフェローでASEAN各国を回っていて、7月9日の朝、バンコクで今これを書いています。普段の日常とは違った環境で、何かが起こり続ける日々を整理する余裕もなく、只々忙しい日々を楽しんでいます。そうです。めちゃくちゃめちゃ飲んでまス!

それでは7月7日、土曜日の思い出し日記。
今取り組んでるプロジェクトのために、ファウンドビデオ(誰が、いつ撮ったか定かでないビデオデープ)を探しに朝から泥棒市場に向かう。午前8時ぐらいからやってるらしく、朝しか出店してない道端の店を重点的にガラクタの山をDigるが結果はいまひとつ。道端でいろんな種類の肉やさかなのすり身が入っているめちゃうまなフォーを朝食に。この日は昼からカンヌ映画祭にも昨年出ているMoving Image ArtistのChulayannon Siripholにインタビューすることになっていて、彼が所属するぎゃらりーBANGKOK CITYCITY GALLERYに向かう。2時間ほどじっくり話を聞いたけれど、Chulayannonまじでやばい。彼が高校時代にHi-8のビデオカメラで撮ったドキュメンタリーでさえもすでにかなりのクオリティーで、圧倒されてしまった。穏やかな物腰とは裏腹に説得力のある強度の強い言葉の数々からは、作品の背景にある鋭く深い考察過程を感じることができる。ヘルメットを被った僧侶の作品を始め、彼の作品はどれもとてもユニークで的確な表現が魅力的だ。テーマに政治と身体を掲げている点もかなり興味深かった。カンヌ映画祭についてChulayannonは商業的にも芸術的な意味でも、いろんなチャンスや夢が渦巻いていると言っていた。東京芸大のc-projectの作品でもカンヌは一番最初に新しい才能を見つけるとかなんだとか言っていた。あ〜めちゃカンヌ挑戦したい!
前の夜も遅くまで泥棒市場でファウンドビデオをDigっていたので、一旦レジデンス先のTentaclesに戻って仮眠、のつもりが起きたら19時過ぎ。最近よく食べに行くソムタムが美味しい店に晩ごはんを食べに行く。ソムタムと一緒にグリルした豚肉をハーブで包んでタレにつけて食べるやつも注文。Leoビールが進む進む。その後、同時期にTentaclesにレジデンス中のHuang Ding Yun(台湾)と Ge Yulu(北京)と一緒にドラッグクイーンのショーをクラブに向かう。ショーもかなり面白いし、彼女たちがとにかくパワフル。自らのストレートでない性を思う存分謳歌して、素敵に表現出来てる事になんだか羨ましく感じる。クラブを後にし、みんなでお酒を飲みながら生牡蠣とかモツ焼きとか、空芯菜炒めとか食べる。バカうまい!レディーボーイの店員がウインクをしながらみんなにビールを注いでくれる。話題の中心は台湾と中国と日本の関係や中国の厳しい検閲のことに始まり、セクシャリティーについて、最後にはいままでで一番ヤバい瞬間について告白し合う。話には「やば!」「やばくない?」などの日本語でリアクションする決まり。4時過ぎにレジデンスに帰るもまだまだ飲み続ける。みんなぐでんぐでんに酔っ払って朝の8時過ぎ、流石に眠くなって就寝。アディオス!



柴田祐輔

7月5日の現場
2019年7月5日東野哲史

中野区若宮1丁目アパート
玄関ドア ダイノックシート貼り