Ongoing Collective DIARY

2019年9月13日

生まれて初めて入院した。
先週から膝の裏が痛く。思い当たる農作業があったので、筋肉痛であろうと甘くみてた。
その足をを引きずりながら引込線でパフォーマンスをするために所沢まで電車で行った。
座りごこちが悪くどの態勢でも痛みを感じ、乗り換え時もいつもの半分以下のスピードでしか歩けない。
まぁ何かあるんだろう、筋肉痛の酷いやつか、スジを伸ばしてしまったのであろう。その経験もないので、全部想像の範疇。
前回の引込線でも前歯を割ってしまった。
この展覧会では何かそういう運を持ってるのかもしれない。
足の痛みを感じながらベストなパフォーマンスを行い、唖然とする人出来上がったものに興味を持つ人、多分ベストは尽くせたのかと思う。
でいつも通り大酒を喰らい、気の知れたアーティストと焼き鳥を食べに行き、台風予報があったので、所沢のカプセルに泊まった。
5千円であの設備なら満足感あるな。いや、少し高いか、、まぁ疲れてるし、風呂入って風呂上がりの一杯をレストランで頂く。一口からの寝落ち。多分3時間くらいそのまま、お風呂入ってすぐベットに行けば良いのに。
なぜその一口をやってしまうのか。謎、、かれこれ10年近くこの一口をやってる気がする。
でベットに戻り熟睡。
足の痛みは寝ていればほぼない。雨も止んだし、さて電車で、
、、、池袋に着くとJR改札は人で埋め尽くしされてて。ほぼ全線で運転見合わせ。アウチ、大事な仕事が、前橋市であったため、どうしても早く帰らなければ。丸の内線は辛うじて動いてたので、東京駅へ!新幹線はほぼ通常!!切符売り場は120%状態、、少し歩くと空いててかえた!
朝ごはん食べてないから朝蕎麦でしょと、所沢からは早くでなきゃ、池袋も混雑すごいから、東京駅で蕎麦でしょ!朝ソーバ!🎵お店やってないから改札内なら、、ない。ないないないなーーーい蕎麦。仕方なくコンビニでおむすび。高崎ついたら蕎麦屋やってたけど、さっきおむすび食べたし、まだお昼ご飯には早いし、、駅そば無念。
前橋駅から一番近くで帰り道にある整形外科へ!レッツゴー!1時間待ち、、。
お昼でも食べてからかね。何食べよー。あれだけ蕎麦蕎麦言ってたのに、蕎麦かぁって思いが強く。久々にソースかつ丼屋に、定休日。定休日多いな月曜。ってぐるぐる街中を回ってあげく辿りついたいつもの蕎麦屋。
大もりそば!550円!コスパすげ!
美味しく頂いた。蕎麦湯ってすげー美味い、もう麺いらないくらい、蕎麦湯に魅力されている。嘘です。麺あってのお湯。
食べ終わり、診察へ。
足痛いけど、、湿布貼って終わりっしょ。整形外科ってそういうところでしょって、、思ってた。
痛みの原因が。わからない様子?念のため、レントゲンを、んー、骨に異常はない。
熱中症とかで、足が痛くなる可能性あるから、血液検査しとくね。って。自分が今週末から海外遠征のことを伝え、検査も、特急で行なってくれることに。
湿布や、薬をもらい、整形外科高っけーって思いながら。明日また来て下さいとのこと。

前橋市の大事な仕事を挟み、上手い方向に転び?3つの案を出して2つのどちらかに転べば良いかなって。自分1人じゃ出来ない事にチャレンジ出来る事に!嬉しい!ハッピー!
前祝い。すぐ祝うし、祝わずとも飲むし。まぁ飲みにいつもの二軒!最高!

久しぶりの農家に4:30に起きて6時出勤。
ん?見知らぬ番号から電話。昨日の整形外科の先生から。仕事即休んで、午前の診察内に来なさいと。ん?ほへ?
農家の時間感覚と電話向こうでの必死さのコントラストが笑えた。上司に午前であがることを伝え、廃棄のナスを1コンテナもらい、いつものパスタ屋に。届ける。今夏は週一くらいで大量のナスを届けた。今日で最後かも!まだ3日ほど通うかもしれない農家、何故かそう言い放ってパスタ屋を離れた。
で、診察。
1時間待ち、、、
ご飯食べにパスタ屋へ。一人で行くのは初めてだし、パスタ食べるの久しぶり。よく二人で行くがノーパスタ。飲み屋と化してる。

診察
血液検査の結果。筋肉疲労を指す数値が200〜500のところ13000を弾き出してしまった。尋常じゃない数値。、
群大病院の救命救急センターに紹介状を書いてもらい。
診察。点滴、血液検査。。入院ですねー
えっ!っっっ!
足が痛くて病院に行ったら血液検査で入院ってのが頭で繋がらず、、
車椅子に乗り。初めての視点。新鮮。自力ではないのも
CTスキャン。心電図、胸の写真。
いままでフリーターで行なって来なかった健康診断を一気にやった感じかなあ。
で気づくとベットの上。
横紋筋融解症
両側大腿部後面痛
輸液により腎臓の保護をおこなう。
点滴と口からの水分、食事で、ひたすらトイレに行き悪いものを出す。
毎回尿の量を計る。一日目は夕方入院で、1300ℓ、2日目は5ℓ、3日目は4300ℓ
自分の身体の悪さの自覚症状はほぼなく、元気なもんで、、
4人部屋の入り口付近にいるのですが、向かいの人は肺だか、喉だかに穴が空いてしまい漏れてて辛い様子。
隣の人はずっと横になって、モルヒネとか言ってたから、がんなのかなぁ。
毎回看護師さんやお医者が同じ質問されててかわいそう。
申し送りちゃんとしろよって思いながら、まだ見ぬ隣のおじいちゃんを心で応援。
はす向かいのひとは明日退院らしい。
って感じの中にいると申し訳なくなる。
血液はとんでもない数字なのかもだけれど、元気だから、、入院って初めてだから重症とか関係なく割り当てられるんだね、気持ちが辛い。

お隣のおじいちゃんの酸素吸入器?なんの音か、わからないけれど水が空気によってぷくぷくする音ってなんか落ち着くって書きたく長々と書いてしまった。

で本日無事退院。
診察結果を要約すると
動き過ぎ、、、

これも運命かと思った
2019年9月10日

これまでの慣れない自分の日記を振り返ってみるとドラマ「あなたの番です」と生春巻きパーティについて言及されているのであった。
今日もまた最終回に自分の番が回ってきてこれも運命かと呟いたら
春佳に「49人(7で割れる)だから回ってくるっしょ」といわれ、そんなものかと。。。
いやはや、まあいいとりあえず前日から振り返ってみる。

9/7は春佳(彼女)とその友達のハッシー(橋本ユカコ)がfemale meeting に参加すると言うのでその帰りをまたまた生春巻きパーティの準備をして待っていた。細長く切る作業も楽しい、たのしいと思いながら、キッチンドランカーをしていた。
そんなこんなで、酔い潰れてしまい。9/8の寝起きは最悪だった。春佳の寝相が最悪で腰が辛かったし、何より途中まで布団をしかないでいたからだ。しかも台風が来ると言う。そんな日もドラマ「あなたの番です」が楽しみすぎて仕方がなかった。

この日は、色々あって僕と春佳、それぞれに一人友達が家に来ることになっていた。玲子ちゃんと聡(僕の友達は夕方に来ることになる)
僕は玲子ちゃんが来た昼過ぎから、鳥軟骨キーマカレーなるものを淡々と作っていた。僕が玉ねぎをみじん切りしている最中「涙が止まらないよぉ」とか「つらいよぉ」と言っても誰も構ってもらえず本当に辛かった。その後、スマホで音楽をかけて歌いながら調理して発散したのであった。発散しきれたかは謎だが、、、家では女子二人の笑い声が響いていた。僕にはそれが幸せと感じることもあった。
解放されたのは煮込みの段階になってからだった。ちょっと休んでいると「日曜日って感じの休みかただね」と言われ、そうなのかと思いながら、ロッキングチェアでもなんでもない座椅子を嬉しそうに揺すっていたのは言うまでもなかった。「あと30分でできるよ」と僕が言うと、二人の目の色が変わった。

カレーを食べている間、昨日見忘れていたアニメをみた。カレーはトマト缶3つも入れたせいで酸味が強かったと思うが、美味しいと感想を得た。
そうこうしていると聡がやってきた。聡にもカレーを振る舞い、「インスタ用に写真撮りな」と僕は言う。彼は「インスタグラムやってないけど写真とるわ」とスマホでパシャり。「うまいうまい」と言いながら食べていた。それを見て僕は喜んでいた。
予てから、聡と読書感想文を渡し合おうとなっていたところに、先日僕に良いアイテムが転がってきたのでそれをコピーしがてらプレゼントしたのであった。
こうしてお互いに読書感想文を披露する土台が出来上がったのであった。(今度の日記で面白くなることを望んでいる)

お互いに報告したりプレゼンの練習を聞いたりして時間がすぐに経ってしまった。
台風のこともあり、二人とも20時前に帰った。西武新宿線の方向違いに乗る二人を改札から見て、線路を挟んだそれぞれのホームに降り立ったことを想像すると面白いなと思った。
家に帰ると、いつもは放送後TVerで見ていたドラマを「あっこうすれば」と気づいてオンタイムで見れるようにすぐにセッティングし、時を待った。

ドラマ「あなたの番です」の最終回が始まった。初めからすぐに黒幕がわかる構造で、あとは今までの伏線を回収する流れだった。
いやー、実は黒幕も1期のおわりから見定めていた人なのでなんの驚きもなかったが、なんか引っかかることも多くて、納得のいく終わりかたでなかった。
・・から続くのかな、、、映画化?でもなんでもいいからやってくれ!と心から思うのであった。
池田諒

8月27日
2019年8月28日

昨夜、玄関の網戸のところで虫の羽音がするなと思って見たら、キイロスズメバチだった。恐怖。
ずっと暑かったのが気温が下がって活動が活発になってきたのか。恐怖。
玄関の電気をつけていたから明かりにつられてきているのでは、こいつも虫だし、と、玄関の電気を消して台所で洗い物の片付けをしていたら、台所の網戸の方にやってきた。えりちゃんが外で煙草すってて、あ、入ったで、というから何かとおもったら、ハチが網戸と窓の隙間をすり抜けて、台所に入ってきた。恐怖。
こんどは玄関の電気をつけて、台所を消して、あっちにいって、と念じていたら、やっぱり虫だから明るい方に寄って行った。玄関と部屋の間の襖を閉めて、玄関を開けて、玄関の電気を消したけど、玄関にいる。もうしょうがないから、玄関を開けたまま、寝ることにした。ぶん、ぶん、と、襖に何度も追突してくる音が聞こえる。恐怖。

朝、玄関をチェックして、下駄箱と靴の中もチェック。いなくなっていて一安心。
まどにいってパン捏ねる。今日と明日は台湾のジェン先生のお洋服のポップアップイベントで、ごはんも台湾風にルーロー飯と豆花。豚肩塊肉を角切りにする。卵茹でる。酒、砂糖、醤油を沸かして切ったお肉と五香粉入れて沸かす。卵かき回す。真ん中に黄味寄ってね。お肉の灰汁を引いて煮込む。
試着室をお風呂場の脱衣所にしようと話していたので、片付けようとしたら、アシナガバチがいた。勘弁。
低いところにおとなしくとまっていたから、スリッパとかで叩き殺せるかもしれない、とスリッパを握ってみたけど、急に触角が激しく動いて、これは私の緊張がハチに伝わっているぞ、一回リラックスして、なんでもない感じでばんってしないと刺される、と思ったから、視界に入れつつ、鼻歌とか歌ってみたけど全然リラックスできずに諦めた。脱衣所の扉を閉めて、でも上に隙間があるから、その隙間から殺虫剤を噴射。2秒後、ハチがぎゃーっとなって、奥の壁の方に飛んで行った。扉はガラスだから見える。扉をあけて、もう一回、長めに噴射。じじじじっと音がして、これはきっと床に落ちて、あがいている音だから、扉を閉めてしばらく放置してみる。じじじじっとまた音がした。
ゆで卵の殻を剥いて、お肉の煮汁で煮る。卵は不思議で、殻を剥いたらそのあと煮ても、茹で加減はほとんど変わらない。
脱衣所に置いてある洗剤の隙間にハチは瀕死で落っこちていると予想して、右手に殺虫剤を構えつつ、左手で洗剤を籠に移して行くが、見つからない。洗濯機の後ろを覗いてもいない。
床の隙間から落ちたということにして、えりちゃんが掃除機かけてくれた。全体的に汚かったから、掃除機かけるついでに洗濯機の後ろとかもかけちゃおうと洗濯機動かしたら、洗濯機の下にいた。おおう、、となって、でもだいぶ弱ってるからこんどこそスリッパと思ったけどハチのところまで手が届かず、掃除機で吸った。安堵。これで安心してお客様にご試着いただけます。ああ疲れた。

豊島は火曜日が島休日、この前の日曜日で芸術祭の夏会期が終わったので、お客さんは島民ばかり。のんびり試着したり、ごはん食べたりしてくれてて嬉しい。私も次々に試着しまくって、細見え鏡にだまされてテンション上がる。悩む。

長くて楽しかった一日の終わり、またキイロスズメバチが店に出て、とことんハチに縁がありましたね。そいつはなぜかだいぶ弱っていて、最後は床近くの壁にとまっていたのを、りかさんが杉の枯れ枝に誘導して乗せて、お外にぽいっとした。

高木花文

2019/08/15 まぬけではない保証
2019年8月16日

朝「おなかいたいな」とおもいながら目覚めた。
池田も数日前にお腹がおかしくなって、おおごとになってCTとか内視鏡とか検査した結果とても綺麗なお腹だということが判明しただけだからほんとうによかったんだけれど、自分もほんのり同じ時期におかしいお腹を抱えていて、だけどほんのりだったのが、じわりじわりと強くなってきている。それで二人で思い当たるのはめちゃめちゃ美味しい表面だけ焼いたレバーで、だからおそらく食中毒だろうと思っているんだけれど、昨日いさじさんにその旨を言ったら「食中毒なんてなかなかなる人いないよ、よっぽどまぬけなひとしかならないから」と発言、自分がまぬけではない保証はない…、と思って、二の句がつげなかった。
普通に過ごしているとふと、イテテ、と胃がきゅとなる瞬間があって、だけど普通に過ごせるから過ごしているけどその普通には痛くなる予感が含まれていて、やり過ごすようにしか過ごせない。
午前中がほとんど溶けて、じゅんびじゅんび、と、じゅんびしてたらもう病院から帰ってきた池ちゃんにあってしまって、おなかいたいんじゃ的会話を交わして、家を出る寸前、部屋の北側の隅を見てじっとする瞬間があった。


ざばりとした雨が降ってはやむ、謎の天気。
踏切を渡ってしばらく歩いたところで、踏切で後ろで会話していた男女がはるか前方に自転車で進んでいっているのが見えて、いつのまにか、断片的な世界の理解だ、おなかに自分がやられているよ、と思うのと、自転車で大丈夫な天気だったのかな、と思う。

乗ろうと思っていたバスが土曜ダイヤで、バイトに微妙に絶対間に合わないピンチ!になって、ピンチじゃない方法をどうにか探そうとするが微妙に歩ける距離でこの感じになっているのは、土曜ダイヤだってなんだって調べればよかったのもあるしそもそもにはただギリギリ間に合う時間に家を出なければよかっただけであるから自分の外側の何にも恨めない。ばか。と思って歩きながら、脳裏にさっき部屋の隅を見てじっとした瞬間のことが浮かんでいた。左の木の上にピンクの花、進んだ右下の生垣に黄色い丸い実が過ぎていった。オンゴーイング方面にいくクロネコヤマトのトラック、いつものよしみで乗せてくれないかな、ないんだよな〜と住宅街の中の一本道を歩いて行くとシャッターのあいたオンゴーイングが見えて、なぜなら小川さんに連絡をしたら開けにきてくれていたからで、ほんとうにほっとした。謝る。



2時から高校2年生の目がめちゃめちゃキラキラした子がインターン的手伝いに来てくれて、「「自分はもう終わりだ」という気持ちがした。」というのは小川さんに夜あった時に言ったことだ。
おなかいたやりすごし感覚によってか、話すのがいつもにも増して遅い気がする。
腹に力が入らなくて思考がまとまらない。



タルト台焼く。



ナス、モロッコいんげん、明日のために仕込む。
翌日のパーティーのことをなんとなくしか決められない。お腹で考えられないからかな、食べ物のことはお腹で考える部分なおさら多いかもしれないなど考える。
歩いて帰宅。
イテテ、と思ったあとクリーム色の赤いハーネスをつけた柴犬みたいな形の犬がおしっこしているのを見た、そのあとこっちを見た、そのあと足元右下にティッシュみたいな花がおちて沢山たいらになっているのが見えた。LG21が胃にいいらしいと読んだので売り場にあった2つ中2つを買って帰る。他にも胃に苦しんでいる人がこの地域には多いのだろうか。薄い膜とその内外という雰囲気のイメージで、こんなに体の内側からの影響が強いならば外側ばかりで自分の出来事を起こしていくのもそんなにいい手じゃないかもななど、目の前の塾の名前を頭の中で意味なく読み上げたりしながら、歩いて、木槌みたいでそうではなさそうなものが落ちているのと、薄ピンク色の湾曲したレンガのかけらが落ちているのを連続で見た。



帰宅してしばらく話すと、自分の最近の後悔のある懸念事項についてとてもよいアイディアをくれて、感動した。今日も一瞬それについて考えて後悔の念にぎゅ、と体が潰される気持ちがする瞬間がキッチンであったからありがたいことだ、と伝える。全然食べてないから痩せたかなと思って体重を測ったら全然変わってなくて、せっかくなのに?!という感想が生まれた。日記を書かなきゃいけないんだと言いつつ、おなかをやり過ごすきもち、髪切ろうかな、流行っている髪型にしなよ、と言われたが流行っている髪型のイメージが頭に何も浮かばない、調べることなくなし崩し的に就寝。



夜中、風が建物に当たる音で何度か目が覚めた。
朝起きて、池ちゃんがもらったなぞのとろりとした緑色の胃を保護する液体をもらって10ml飲む。昨晩「なにそれ」「とろっとした液体」「絶対に飲みたくない」と発言したが、飲んで、「すきかも」と思って言った。それで日記を書いている。ちびまるこちゃんの体育館の授賞式なのに腹痛でピンチ的エッセイで「こんなに言うことを聞いてくれないおなかが自分の一部なんて到底思えない。」という記述があったことをさっき思い出した。明日も胃が痛かったら病院に行こうとおもうけど、平気は平気で、でも世界の解像度が低い。



齋藤春佳

花火大会
2019年8月4日

これを言ったら怒られるのだけど、私が神戸に来て一番良かったと思うこと、
それは、なんといっても毎年開催される「みなとこうべ海上花火大会」を見られること!である。
えー、そこなの?って感じかもしれないけれど、本当に美しいなぁと感動してしまうのだ。
そんなたのしみな花火大会が昨晩開催された。

東京に住んでいるとき、花火大会といえばとにかく混雑で、身動き取れない感じが心の底から嫌いだった。
といっても、子どもころは多摩川の近くの上野毛というところに住んでいたから、花火大会のときは浴衣を着て、長い坂を下って土手に行って、家族や友だちみんな一緒に見ていた。
一番のお気に入りは仕掛け花火のナイアガラの滝。打ち上げ花火ではないから、至近距離で見られて、子どもの私には滝が相当巨大に思えて印象に残っているのかもしれない。
土手に行くまでの夜道の風景や、横いっぱいのナイアガラ花火の眩しい光が今でもはっきりと思い浮かぶ。
でも引っ越して、大人になってからの東京の花火大会はほとんど見に行っていないし、よかった印象もない。だから、神戸に来ても花火大会なんて当初はあまり興味もなく、さほど期待していなかった。

 

ところがどっこいっ!
久しぶりに近距離で見た花火は、夜空にとっても大きく色も様々にカメレオンのように変化しながら広がり、あまりの光の美しさに涙が出そうだった。
あらためて花火の良さに胸を打たれて思い知ったわけである。
それからというもの、私の一年のお楽しみは花火大会。
昨日ももちろん朝からソワソワしながら花火を見る準備を整え、打ち上げ時刻になるまで時計を何度も確認して、夜を迎えた。

ど〜ん!!
これでまた一年生きていけるなぁと思う。

夏が終わった。

 

たこ

8月1日の日記: テープ起こしとマラソン
2019年8月2日

目下、テープ起こしをしていて、朝5時に切り上げた。
テープ起こしの出だしはいつも、ゴールが見えないくらいにスローで、自分でも納期に間に合うのだろうか、といつも不安だ。眠気は常にありつつも、実はペースは好調だったのだけれども、東京のこの24時間止まることのない暑さに、とりあえず寝ておこうと思った。
テープ起こしというのは、いいペースに乗れるかどうかも、和田竜著『忍びの国』の忍者が寝ている人の部屋に忍び込む時のように、相手の呼吸に合わせることなのかもしれない、とふと思う。
再び目覚めて、今日のフルーツはモモとプルーン。プルーンもおいしいけれど、先週仕事で行っていたプノンペンで、ホテル近くのカップ・コー市場で買って部屋で食べていたマンゴスチンも懐かしい。
twitterで石井ゆかりさんの「今日の占い」は毎朝欠かさず見てる。長めの「来週の星占い」や毎月の「全体の空模様」もいつも楽しみにしている。
昼ごはんを食べた後は、昨日買っておいたタピオカ入りココナッツミルクでテープ起こしを夕方まで。
家を出て最寄駅へ向かいながら、先週のカンボジアの時間を思い出しつつ、カンボジアの歌謡曲のイメージで脳内再生しながら、気分は踊りながら歩いていたら、前から手を振られているのが目に入ってきた。ようやく見上げたら、仕事帰りの大学の同期がめちゃ笑顔で、何とか「バイバーイ!」って返せたけど、ちょっと照れくさい。
来日中のタイ人の友人と一緒にごはんを食べるからと友達が前から誘ってくれていた夜。夜8時近くに駅でただ待ち合わせしているだけでも、汗が止まらない。カンボジアも汗が止まらなかったけど、東京の方が湿気もひどくて、とにかく暑い。薄くて即乾性の高い素材の服のチョイスがもっと広がれば嬉しい。
初めましてのタイ人カップル。彼氏は音楽好きのようで、雨のすごかった今年のフジロックでのテント泊!私もフジロック行って、THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND、聴いてみたかったな。バンコクからのデイトリップのオススメをいくつか聞く。ゆば豆腐とほうじ茶アイスが濃くておいしかった。
帰りの山手線、友達と別れた後、時間調整だかで、渋谷からなかなか先に進まない。長谷川町蔵・大和田俊之著『文化系のためのヒップホップ入門』を読んでいると、10年来のタイ人の友達がLINEで通販サイトに書かれている日本語の意味を聞いてくる。タイのラップ対決番組「Rap is Now」を教えてくれたりする友達だから(タイでは多くのラッパーがメインストリームのシンガーに呼ばれてフィーチャーされるようになって、友達も驚いているらしい)、今アメリカのヒップホップの歴史の本で、2パックとノトーリアスBIGのところを読んでいる、と話したら、NETFLIXの『Unsolved: 未解決ファイルを開いて』を見なよ、2パックの話だから、とのこと。
今月は有難いことだけど、想定外に仕事いっぱいで、少しあっぷあっぷしそうだけど、早く観たい。

本間順子

2019年7月28日

こんにちは、江藤です。
2回目の投稿です。今僕は仕事で愛知県にきています。せっかく愛知にきているので、愛知エピソードを書こうかなと思ったんですけど、特に浮かばなかったんで最近気になっていること書きます。カップヌードルのトムヤムクン味って知ってますか?カップヌードルのワールドシリーズ的立ち位置で数年前に初登場したんですが、これがかなりの強キャラでして今やスタンダードナンバーであるシーフードやカレーと肩をならべるスタメン入りを果たしてます。まあじすごいです。カップヌードル界の八村塁みたいな感じです。かくいう私もチリトマトが推しだったんですが、今では1カ月のうち半分以上はトムヤムクン味を食べるほどになりました。どこにだしても恥ずかしくない立派なトムヤマーに育ちました。
そんなトムヤムライフを楽しんでいるある日、界隈に激震が走りました。コンビニで私は見つけてしまいました。。
シーフードトムヤム味を!!!えっちょっと待ってやばいやばい。無理無理無理。シーフードトムヤムってなに!?きいてないんだけど!シーフードなのに、トムヤムでもある、、。どうゆうこと、、。シーフードですでに美味しいのに、そこにトムヤムしちゃうって最高かよ!過呼吸になりそうだったのでとりあえず、コンビニ内を1周して心を落ち着けます。そしてまたシーフードトムヤムの前に戻ってきた僕は意を決してシーフードトムヤムを愛のままにわがままに僕は君だけを離さないてもりでレジに持って行きました。ここからの記憶は曖昧ですが、ただできるだけ無駄のない動きでお湯を注ぎ、あまりにも長い3分を耐えて無我夢中で食べました。そして食べ終わった僕の中に1つの想いに浮かんでいたことは確かです。それはなにかというと、、「え、微妙じゃね?」ということ。いや、美味しいは美味しいんだけど、なんというかそこまでではないというか。。エースであるシーフードにルーキーであるシーフードを組み合わせてもそれは掛け算的に美味しくなるわけではなく、むしろお互いが遠慮しあっていいプレイができていない感。結論!トムヤムはトムヤムのままで十分素敵だよ。

暑味・涼味
2019年7月26日

電気を消して、窓を開け放っている。虫の鳴く音が聴こえる。日本で夏の夜に聴こえる虫の鳴き声とはちょっと違う。BPMが早い。ヨーロッパの短い夏の一瞬の間に死に物狂いで腰を振っているような性的な必死さを感じる。こんな風に感じるのは私が欲求不満だからなのだろうか。
暑い。今日の最高気温は40度だ。エアコンも扇風機もない。エアコンはどこにもない。レジデンスのスタジオにもないし、街角のカフェにも高級なレストランにもない。家にはもちろん、ない。3日前にひどい片頭痛の発作が起こり、それからずっと家にこもっている。ほぼベッドで寝ている。ルームメイトのAnnaの友達がノルウェーから遊びに来ていて、2人は自転車で湖に泳ぎに行ったり、ベルギーの方まで遠出したりしている。私はとにかくベッドに寝転がって、携帯を眺めたり、ウェルベックの小説を読み返している。この頭痛は治るのだろうか。今回は史上最大規模の片頭痛だ・・・
今日の朝リビングに降りて行ったら、蠅が大量発生していて20匹くらいウォンウォン唸っていて襲われそうになった。蠅ってとても五月蝿い。五月蝿いという単語の中に蝿という字が入っているのは頷ける。ここオランダではエコの概念が徹底していて、コンポストと言って食べ物などの生ゴミを回収してくれるのはいいのだけれど、回収は2週間に一度なのだ。そして普通の可燃ゴミも2週間に一度。コンポストと可燃ゴミの回収が毎週交互にある。正直言って、この頻度は少なすぎるのである。そして、この暑さ。ゴミの臭いがものすごいことになり、蠅もどこかから大量に集まってくるのである。少しましになったとはいえまだ少し頭痛がする状態で、グラノーラにヨーグルトをかけてリビングのソファに座って食べているとき、蠅の音がサラウンドシステムのような臨場感で上下左右から聴こえてきて、頭の中で天空の城ラピュタの海賊たちが空を飛び回っているシーンが思い浮かんだ。さすがになんとかしないといけない、と思った。病み上がりというかまだ病み中ではあったけれど、AnnaとAnnaの友達と協力してゴミを外に出したり、ゴミ袋の下に染み出していた汚汁を拭き取ったり、ボウボウの草をハサミで切り取ったり、炎天下のなか頑張った。すぐに疲れたので無理はやめておいた。
そういえば日本で生活しているとこんなに蠅に襲われる機会ってないなあとぼんやり考える。今は夜である。電気をつけた状態で窓を開けると、網戸がないので、あらゆる虫が入り放題である。でも窓を閉めると暑い。なんでこんな目にあうんだろう・・・なんでこんなところに1人でいるんだろう・・・と少し後ろ向きな気持ちになったので、瞑想をした。ジョグジャカルタのことを思い出した。初めてレジデンスに行った場所である。そういえばジョグジャではこんな暑さ普通だった。ジョグジャでも網戸なんかなかった。水浴びをするための水瓶の中には太いヒルがいたし、ヤモリがそこら中にいた。そうだそうだ、私は何をヒヨっていたんだろう。ジョグジャにいた頃に感じていたドキドキ感、知らないことを吸収してくときの興奮、自分がこれから体験できるかもしれないことへの期待ではちきれそうな気持ちを思い出した。あれは6年前だ。私、いつのまに年取っちゃってたのかな。
Annaはとても優しくて趣味は政治活動と公言していて地元のノルウェーではMeTooの運動をやったりしているらしい。そして彼女はあんまり片付けが得意ではない。Annaが洗ったあとのお皿は油でベトベトしている。私は几帳面で口うるさい人と暮らすよりは、ちょっと適当な人と暮らす方が気が楽なので、Annaとの二人暮らしは結構居心地が良いが、でもたまにおいおいという気持ちになる。このあいだAnnaがビール飲み歩きしようよと誘ってくれて、2人でマーストリヒト のいくつかのビールバーを飲み歩いた。彼女はちょっと変わった嗜好を持っていて、とにかく酸っぱいビールが飲みたいということで、お店の人にも一番酸っぱいビールをくださいと頼んでいた。私も酸っぱいのは嫌いじゃないので、じゃあ私も、ということで2人でさんざん酸っぱいビールを飲んだ。最終的にはビールを飲んでいるんだか黒酢を飲んでいるんだかわからないくらいの酸味に到達した。涼味だった。

地主麻衣子

けっきょくなんなんですか。 2019.07.24
2019年7月25日

久しぶりに大学からの仲良い友人に会った。今日は鳥取からの出張で、明日は小豆島に行って営業らしい。仕事はUberみたいなサービス提供してるやつ。

–岡山に引っ越して、最近なにしてるの?

久々に会った友人から聞かれる、定形ともいえる質問をされる。

–最近は街のことも少しわかって、仕事終わりの余暇を楽しんで映画行ったり、健康に気遣って運動したりしてるよ。

そして言われた。

–なにつまらないOLみたいなことしてるの?

言われてしまった。
確かにこの街は東京に比べたら平和だ。震災後に引っ越す人が多いのもわかる、豊かで落ち着いた、そんな街だ。人も穏やかで、少し排他的なところもあるけど、もろもろ整っているコンパクトシティで暮らしやすい。
だけど平和や安定が一番とは限らない。面白い文化が生まれるにはやっぱり少し狂ってないと面白くない。岡山に山本太郎がきてもさほど盛り上がらないように、この街は暮らしやすくて良い分、みえてこない部分もたくさんある。

最近、豊かさってものについて考えてしまう。前に東京ではレンタル何もしない人、という人物が話題になっていると聞いた。交通費さえ出せばどこにでも出張し、なにもしないけどその人のしたいことに付き合うという人がいるらしい。これを聞いたとき、やっぱりこれは東京でしか生まれない文化だなと思った。溢れ出す気持ちをどこにぶつけていいか迷ってるいる人に差し出されるひとつの救いの手段。そういうあらゆる世界の深淵をみつめていかないと新たな文化やムーブメントは生まれないんだなぁ、と痛感させられた。

とりあえず、居心地の良さに怠けてはいられないって思う。最近、安部公房の『鞄』を改めて読んだけど、あれは面白いですね。なんとも心地の良い鞄を手にして、どこまでも歩けることを知った主人公が、最後は自由を実感する。選挙もあったりして、自由ってなんなんだろうなって思うけど、やっぱり自由を目指していかないと本当の豊かさには繋がらないのかな、って考える今日この頃。

阿部葉子

日記
2019年7月23日

日記に記したいことは多々あって、毎日ふとしたときに題材がみつかる。

書くべき出来事をどのように表現するか。面白おかしく。くだらなく。過剰に。軽やかに。厳密に、等々。

しかし結局自分は、どのように、何を伝えたいのだろうか。それがよくわからない。

「画家として」このフレーズが、頭をよぎる。
地球上にわずかに存在している僕の絵の鑑賞者が、僕の言葉によって僕を知り、そのことが僕の絵を鑑賞することの妨げになりはしないか。
これが書けない理由のひとつ。

書けない理由の二つ目は、要するに、自分の馬鹿がばれてしまうのが怖い。

文章力に自信はないし、あまり言葉を知らない。感情や感覚はいつも揺らいでいて、その時々の気まぐれで落ち込み、ハイになり、感傷的になり、やけにポジティブになる。自分に一貫性がない。
自分という人間の骨組みがぐにゃぐゃに感じるから、日記や文章を書くとなると筋が通らない感じがして、気が引けるのだ。

さっき、乗っていたバスに初代ミステリーハンターの竹内海南江さんに似ている人を見かけた。若いころの竹内さんだ。
端整で凛々しい顔立ち。ハッとして頭の中かボーっとした。みぞおちの辺りがなんだかふわふわした。
日常のなかで、このような恍惚に襲われて、ぼーっとすることがある。そういう抽象的な、永遠みたいな感覚と対峙してしまうかぎりにおいて、僕は絵をやめない気がする。また何が言いたいのかわからなくなった。

 

高橋大輔