Ongoing Collective DIARY

6月4日
2020年6月7日本間順子

今日は「虫歯予防デー」。
うちは祖父、父と歯科医なので、小さい頃から、小学生の「虫歯予防デー」の啓発ポスターのイメージの日。ありがたいことに今は治療済みで虫歯ゼロ。NHKのEテレの23時55分からの『2355』でも虫歯予防デーの話題が出ていた。
授業でノートを取ったり、カンボジア語の翻訳の課題はノートに鉛筆でまず下訳をしたりしていて、右手の中指にペンだこができてしまっている。
オンライン授業のいいところは、通学往復3時間くらいのエネルギーの消耗や感染リスク、定期券代といったコストを削減でき、課題提出期限いっぱいまで課題に時間をかけられることだけど、物理的に教室移動しないまでも、オンラインでもZOOMで遅刻しないように入場するのにやはり5分くらいの余裕は見た方がよいので、授業が連続すると、その点はオンライン授業も慌ただしい。映画を観る授業の後は、さらに明日のカンボジア語の課題。パーリ語の単語が多くて、読解は難しい。
NHKのEテレのバレリーナの柄本弾さんとティノ・ブルーノさんの『旅するフランス語』は第9回「宇宙へ行こう」は、前回放送されていたときに見逃していたので、つい観てしまう。フランス語では宇宙もスペースも「l’espace」なのか。
                                         本間順子

6月3日
2020年6月7日本間順子

アロエの効果は大きい。
ヤケドの痛みはほぼ取れた。
水曜日の授業は、社会人も留学生もいる大学院16名くらいの授業で、グループ・ディスカッションなども毎回しているので、オンラインでも発言がしやすい授業。
とは言え、一度も実際には会ったことがない。
普通のクラスだったら、授業の前後に少し話しかけたりできるようなタイミングがオンライン授業だとなかなか難しい。
前期が始まったばかりの頃はこの午後イチの授業の前に昼ごはんを済ませられていたのだけど、課題がいつも多くて、最近では授業後2時過ぎに食べるようになってしまった。
今日も録画した朝ドラの『エール』を観ながら食べる。
食事後は、Youtubeでライブ配信をしているニュースチャンネルを探して、それをかけながら翌日の授業の課題をする。
アメリカ、ミネアポリスのジョージ・フロイド氏の白人警察官による殺害事件への抗議デモとそれに関連するニュース。
「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」について、アメリカで人種差別によって、くり返し命が不当に奪われてきた歴史は、4月から受けている学部の授業(大学院生も受講できる)アメリカ文学、特にアフリカ系アメリカ人の文化と歴史は、奴隷制についての理解から始まったのだけど、その授業を受けていなかったら、その理解はまた違ったものになっていただろうと思う。
水曜夜はEテレの満島真之介さんの『テレビでハングル講座』。一度観ている回だけど、韓国語の母音の成り立ちにある「天地人」の関係、さらに陰陽思想で母音が生まれていることが興味深くて、もう一度観てしまう。
                                         本間順子

6月2日
2020年6月7日本間順子

授業が午後からの日は、グラノーラに季節の果物、ヨーグルトを盛り合わせてゆっくり朝食を食べるのだけど、今日は課題に追われているので、簡単に個装のワッフルと果物とコーヒーで済ませて、NHK BS1の「世界のニュース」の11時台の再放送をかけながら、課題を提出前に確認して、オンライン学習システム上で提出し、次の課題に取りかかる。
昼食後のコーヒーを入れるときに、フィルターからマグカップへ落ちるのが遅いので、マグカップを持ち上げて軽く回したら、よそ見をした瞬間に、けっこう熱いコーヒーとコーヒーの粉が自分の左手の中3本指に吹きこぼれ、ヤケドをする。流水で冷やしてもけっこうジンジンしていて、ただ保冷剤を手で持ちながら、課題を続けるのも水が滴ってイヤだと思い、ベランダにあるアロエに「ごめんなさい、少し下さい」と謝りながら、肉厚そうな部分を一切れもらう。
小さい頃ヤケドした後にアロエはあまり効かなかった記憶があって、「効くのかな?」と疑心暗鬼に思いながら、左手に握っていると、ジンジンしていたのが小さくなっていく。流水よりも保冷剤よりも効くのが早いかもしれない。
オンライン授業を受けている部屋は西陽が入るので、これからの季節は暑い。もう冷房をつけてしまった。
                                         本間順子

6月1日
2020年6月7日本間順子

6月に入った。
大学院の授業(前期はオンラインともともと決まっている)も中間のタイミングで、普段の授業の予習に加え、発表や中間課題(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)提出の準備で
ここ2週間、1つ終わったら、次へとゴールの見えないマラソンのよう。
社会人入学なので、ここに仕事が加わると(と言っても、新型コロナウィルス以前の4分の1ほどの量になっているのでかろうじてやりくりできている)、普段でも予習(課題のテキストなどを読んだり、翻訳したり)が終わらずに朝4時、5時就寝なので、本当にしんどい。
この調子なので、後期はもう少し登録授業数を減らそうと思う。
この数年、仕事の過労、栄養失調、睡眠不足で髄膜炎や肺炎になっている身なので、このままだと、家で自粛生活をしていても、免疫力低下は新型コロナウィルス感染リスクを高めてしまうので、何とかもう少し要領よく予習や課題ができるようにならないといけない。
午前中に一つ、授業が終わって、NHKの朝ドラ『エール』の再放送を観ながら昼ごはんを食べる。
今日は午後イチにNHK「BSシネマ」で1980年の光州事件を描いたソン・ガンホ主演の韓国映画『タクシー運転手 約束は海を超えて』が放送されるので、録画をした。なるべく早く観れるといいな。
仕事の最終チェックをして、明日提出の課題の映像を観て、今日はもう1つの授業。
最近、夕食を食べながらネットフリックスでイ・ビョンホン、キム・テリ共演の韓国ドラマ『ミスター・サンシャイン』を観ている。19世紀後半の身分制度による貴族に仕える奴隷一家の悲劇からスタートし、20世紀初頭の日本による韓国併合前夜の漢城(現ソウル)を舞台に義兵の抵抗運動とともに描かれる。
朝鮮の身分制度の厳しさ、欧米との関わり、義兵の動きと上海や東京の都市の関わり、併合前夜の日本の介入の様子など、今まで知らなかったので、もっと勉強しようと思った。
キム・ウンスク(『シークレット・ガーデン』、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々』などの脚本家)脚本による、主人公が自らの出自を告白し、その聴き手の反応を描いた一連の会話シーンは、このドラマに限らない様々な体験と重なるような非常に鋭いものだった。
                                         本間順子

5月31日
2020年5月31日高石 晃

自宅生活始めてからは画材は通販で買ってたんだけど、我慢できなくなって、立川の世界堂に買いにいく。画材は特に欲しいと思ったらすぐ手に入らないと嫌なんだよね。買って満足して使うのは結局しばらく後だったりするんだけども。
 
日本で電車のったのは三ヶ月以上ぶり。空いててよかったけど車内広告のミュゼープラチナムの女の子が変わっていることに衝撃をうける。前の子好きだった‥‥。
 
キャッシュカードの磁気部分が読み込まなくなって、現金が下せなくなってた。アルコールで拭いたせいか?
 
ヒガコ駅前宝華で油そばとチャーハン。久々に化調の味わいを堪能。
 
日記書いててきづいたんだけど、今月今日まで?まじかよ
 
 

・日記当番今日までです〜。書き続けるの結構たいへんすね。でも思い返すと引きこもり生活に節目がついていい感じです。来週からは本間順子さんにお願いします!
 
 

 

N         N

 

高石

ニコライ・スミルノフを紹介する
2020年5月31日高石 晃

来年の企画のためにここのところずっと調べ物をしていた。せっかくなのでちょっと書いておきたい。

 

去年の11月、フィンランドでたまたまニコライ・スミルノフさんという、ロシア人のアーティスト兼キュレーターとあって、話がめちゃくちゃ面白いからその後も連絡とったり、彼の書いたものをちょっとずつ読んでいた。

 

https://www.e-flux.com/journal/97/252238/left-wing-eurasianism-and-postcolonial-theory/
これはロシア革命前後にロシアで流行った「ユーラシアニズム」という神秘主義に関する文章

 

そのニコライさんがウラルビエンナーレでやっていた展示がめちゃくちゃおもしろそうだった。

まずタイトルが「死、不死、そして地下世界」。

 

で、パッと見、怪しすぎる作品たち。ちょっと権利上画像のせていいかわからないので、リンクをみてほしいんですが、ただ、まだロシア語の説明文しかない。

http://redmuseum.church/smirnov-death-immortality-subterranean-world-rus?fbclid=IwAR3Fh38JuWor_QTeEuIN4gUme-9iDeSrmzbjwpqErOTSGtYXgnR1-RiNf_k

 

本人に英語の要約をもらったんだけど、いきなりこんな感じではじまる。

 

「地底世界の力(ソニックフォース)は人間にとって重要な資源を膨大に秘めており、それらは死/不死という問題の解決とも密接に関係している。このプロジェクトは最終的にガイア政治学へと発展するであろう、地下政治学(ソノポリティックス)の研究であり、人間と大地の内部の力との関係を構築するためのものである。」

 

まず話がデカすぎる。ハンターハンターの暗黒大陸編が始まりそうな勢いだ。

 

展覧会には、彼が選んだいろんな資料とか、他の人の作品とかが展示されている。画像だけ見ていても面白いんだけど、どうやら、ネクロマンサー(死者の霊と交信する人)とか氷漬けのマンモスとか、永久凍土の下にある地下美術館などが出てくようだ。

 

俺はホラーな話苦手なのでちょっとビビってしまうんだけど、自分のやってることとちょっと関わりがあって、かつ自分が絶対にやれないことなんで、めちゃめちゃ興味がある。この人となんかやれたらと画作しているところです。

 

彼の文章には最後にこんな一節も出てくる。

 

「現代のシャーマンたちは これらの古く強大な力が復活するのを恐れ、死者たちの世界を乱すべきではないと警告する。同じことを新しい存在論、非−人間中心主義的な存在論を支持する人々は積極的な形で表現している。地球の内部に秘められた力が人類によるこの星の簒奪を食い止めるだろう、と。エコ進歩的な「地質学的フェミニズム」はこの星の生きている自然を信仰しており、地球の霊/力と祖先の霊を敬い再びそれらと交渉していこうと呼びかけている。この点ではアミニズムは「人新世」などの最新のエコロジー思想と問題を共有しているし、高度にエコロジカルな意味をもつのだ。」

 

ここからもわかるように、彼の視点は今流行っている?新しいエコロジー、とりわけブリュノラトゥールによる「クリティカルゾーン」(先週からカールスルーエのZKMで美術展としても開催しているhttps://critical-zones.zkm.de/#!/)とも通底していて、かつそれらの自然科学的アプローチに対するオルタナティブになりうると考えています。

 

うまく企画できるといいんだけど、、ところで思い出したんだけど、ニコライが明日帰るからちょっと飲もうぜ、泊まってるとこにお酒あるから、と呼んでくれたんだけど、酒あるっつてもエストニア土産のヴァナタリンとかいう、めちゃ甘くて、かつ度数が40%以上あるリキュールしかなくて、しかもそれいきなりグラスでグイグイのんでて、ふつうに一本空けてた。ロシア人の噂本当だった。

5月29日
2020年5月30日高石 晃

基本、毎日家で制作して調べ物してるだけなので、(めっちゃ幸せ)特に書くことないので、、

昔行った、セザンヌのお墓載せておきます。

オーストラリア報告
2020年5月27日高石 晃

そうだ!ここでオンゴーイングのおかげで2月3月に行ってたオーストラリアのレジデンスについて書いておこう。
去年6月にオンゴーイングにレジデンスにきたライさんが交換プログラムをやりたいと提案して、小川さんがおれを推薦してくれた。ありがたい。
 

ライさんはメルボルンから一時間半くらい離れたベンディゴって街で大学の先生をやっていて、そのポジションを利用して大学で制作、発表して、大学付属の施設に泊めてもらうレジデンスプログラムを考えて、助成金とかいろいろ申請してくれた。おれほぼなにもやってない、ありがたい。
 

でもプログラムを一人で勝手に始め出したところだから、既定路線みたいのがなくて何するにも手探り状態でなかなか大変だった。施設が空いてなくて最初の一週間はライさんのお母さんの友達とかいうひとの家に居候しなきゃいけなかったりとか。大学内のスタジオも決まってなくて何度か移動しなきゃいけなかったりとか、どうやらライさんは無理やりこのプログラム押し通してて、他の先生はあんまり面白く思ってないような感じが明らかになったり笑。スタジオの鍵をもらえなくて平日しか入れなかったり、制作期間が一ヶ月しかないタイトなスケジュールなので、これはなかなか苦労した。
 

そして、ちょうどコロナが中国ですごかったときで、なんとなく肩身がせまかった。いつもは海外いくと「ヘーイ!ハワユドゥーィン?」みたいな感じでグイグイいくタイプなんだけど、かなりディスタンスとっていた。このころはまだヨーロッパの状況もひどくなっていないときで、というかひどくなりだしたころだったから、アジア系にたいする差別の報告が海外メディアで出だしたころだった。このころはおれは世界的なコロナの騒動を新しい「黄禍論」(アジアにたいするヘイト)の現れだと思っていたのだ。
 

でも、そういう状況も結構どうでもよくて、制作が大変でそちらにかかりきりになっていた。
 

ライさんはキャンパス内にあるダム、というか溜め池を野外作品のための場所として確保しておいてくれた。このダムはこの地域でよく見かけるもので、単に地面にでっかいお椀状の穴をほって、周りに土を積み上げておく、というものだ。この辺夏はかなり乾燥していて、しかも土地が平らなので、こういうダムをあちこちにつくっておいて、植生や農業につかっている。そしておれがいた2月、3月もオーストラリアは夏の終わりなので、大地はカラカラに乾いていて、ダムの水もかなり少なくなり、乾いてひび割れたダム底が現れていた。このダム底に、そこからとった土で彫刻を作るというプランにした。
 

それがこれで、エッシャーの階段みたいに無限階段になっていて、
 

 

 

もちろん無限階段は不可能立体なので、3Dで再現はできないけど、ある一点から見るとこの形に見える、というのは作ることができる。
別の角度からみるとこういう感じで歪んでいる。
 

 

この一点から見るとあるイリュージョンが生まれるというのが、面白いと思っていて、アースワークであるのに関わらず、というかだからこそ、カメラアイで見られることが前提となっている。
それを写真や映像でドキュメントしつつ、複数の写真から3Dモデルをマッピングするフォトグラメトリというソフトをつかって3Dアニメをつくる。
 

 

本当は大学のギャラリースペースで、このアニメとリアルの2種類の映像をダブルプロジェクションで見せるつもりだったのだが、作品が完成するころにはコロナがやばくなっていて大学が閉鎖されてしまった。
 

でもそれも正直あんまりダメージではなくて、完成したのがギリギリだったので、むしろ展示オープン日より長く記録をとりつづけることができて幸運だった。

 

 


この辺撮れて満足。

 
映像のシングルチャンネルバージョンはこちらで見れます。

 
メルボルンは大都会だけど、ちょっと離れただけでこんなふうに普通にカンガルーいるし、、虫とかも違うし、その辺の草もトゲトゲしてるし、夜は星座も北半球と違うし、南半球半端ねえ、なんか遠くにきたなーって感じでした。
制作おそくなって暗くなるころにチャリで走ってたら、空の高いところに渡り鳥みたいに一斉に同じ方向に向かってる鳥がいて、20羽くらい群れが何度も来てたから百羽くらいいたとおもうんだけど、なんだろう、カラスかな、でもちょっとでかいな、トンビくらいあるかもってよくよくみてたら、めちゃでかいコウモリだった。バットマンのマークみたいな。ほんとにあんな風に飛ぶんだ、、
 

最後のころはコロナがやばいかんじになってきてたので、予定を一週間切り上げたので本当に制作しかしてない。空港行ったらタイ航空に搭乗拒否されて、慌てて他のチケット買って帰りました。
 

ライさんRy Haskings、アンさんAnne Southall、トレントTrent Crawfordにはほんとーに世話になりました。La Trobe UniversityとLa Trobe Art Instituteにも。
 

最後はめっちゃノリノリで大学でレクチャーしてるワタシと、制作中の硫黄島の日本兵みたいなワタシ、あと助成くれたジャパンファウンデーションのロゴ
 

 

 

5月26日
2020年5月27日高石 晃

企画と作品の構想を練っていたら1日終わった

 

 

 

 

 

5月25日
2020年5月25日高石 晃

・そこそこ早起きできた。といっても9時半。

・部屋の整理をして、ちょっと大きいキャンバスのセットアップ。

・来年の企画のためのリサーチ。今日届いた本をよんでみたらかなり面白い。

・OKに買い物にいく。米を買う。

・クソノマスク届いてた。不吉な前兆。

・来年の企画のためにIさんとやりとり。昨日までいい感じの議論だったけど、ちょっと二人のポイントがずれてきているようなので、一回話し合わないといけないかも。

・ちょっと大きいキャンバスに描く、といってもP50号。この一年くらい小さいのしか描いてなかったので、50号なのに汗だくになる。レインスーツ着て防毒マスクして描いてるせいだけど、、そして見事に失敗、、情けない。

・Mがつくってくれたタイ風レタス春巻きで晩飯。うまい。

・疲れ果ててるので、テキトーに日記書く。

高石