めちゃめちゃ夢見たなと思いながら起きる。コンストンスのパフォーマンス参加してから数日、毎日めちゃめちゃ夢見る。あの時、頭の中で空間移動したり見たり動いていた時にピピピと繋がった脳みその部分が、夢見筋肉として動作している。
掃除、絵、練習、洗い物、絵、体動かす、絵、筆洗い。身支度。みたいなかんじ、家の中で絵の周りをうろうろうろうろする午前中だった。
歩きながら、2日前修理に出した自転車屋さんの横を通ると、受け付けてくれた店員さんが遠くにいて、ちょっと「あ」という顔をしたきがした。1時間後くらいにタイヤ入荷して直しました、4500円です、という留守電が入っていて、やっぱ、「あ(あれやっとかなきゃ)」もしくは「あ(電話しなきゃ)」的な顔だったと推測。ただの顔かもしれないけど。
一万円くらい払わなきゃいけなくて泣くかもしれないと思っていたから4500円にダメージを受けなかった。今書いたら見た目でちょっとダメージ受けてる。
最近ほんとにお金ないな〜と思っている。多分あんまバイトしてないからと部屋の更新とかが原因で、でもそれでどっかでバイト増やしたいかというと、ヤダ。
わがまま〜
でも、お金があればな〜というか、お金がなくて場所がないから大きい絵描いてないきがして、それが理由なんだとしたら無理矢理にでも大きいの描いた方がいいよ!と自分の中の先生風の人が言ってほんとそうだけど、今年めちゃめちゃいっぱい小さい木枠もらったから、小さい絵期としてやっていこう、、、とも思いなおして、暮らしている。
消費税10%とか悪い夢みたい。
百姓一揆おこしたの、多分昔でいう今の自分。
バイト。
最終的にデータ整理がひと段落したけど、最高の状況ではない。夕方すぎくらいに終わっておそとに遊びいこ、くらいに思っていたけど全然終わらなくって自分の遅さが残念だった。
Fesの宣伝に引っ張ってこようか、と思って去年と一昨年のfesデータを見たら、なんか、自分、オンゴーイングにいるの長〜〜〜と思った。もうすぐ4年たつかも。ぞっともするし嬉しくもあるけどだからどうと一口に言える感想がない。大学卒業できちゃうけど、そしたらなんか、そのぶん私成長できただろうか、としみじみ思ってしまう。
キセちゃんと、マイクロポップの図録見ながら「いい時代だったんだなって思います、今はなんか、くらいっていうか、どろどろっていうか、、、」と言っていて「そうかも」と思っていったけど、ほんとうのほんとうは、今の時代が一番いいよ、だよきっと、いろんなことが、明るみに出てきただけで、本当の本当には、今の時代が一番いいんだよ、と思う。
帰りがずいぶん遅くなったけどいつもよりは早くて3000円しか握りしめてないかららーめんでもいくかって9時半に閉まるからいつも平日バイト時は私はいけない中華料理屋で、どっちもけして譲らないまでもいかないけれど、どう考えても一番食べたいのがこれだってのが最早ふたりともそうだからわかって「もう同じでいいか」味噌ラーメンを2つ頼む。あつあつでめちゃめちゃおいしくって「おいしい」しか言葉としては頭に浮かばない、味噌ラーメンのイデアみたいなラーメンだった。あとどんぶりと具と麺に対してのスープの盛りが多いからスープの直径が知ってるラーメンより広いのもなんか、いい。溢れ出しそう。あと表面が油でキラキラ光ってる。
食べながらまた食べたい、次はこの200gの麺を食べてお腹いっぱいの向こう側へ行きたい、と言いながら食べ終わる頃には普通の麺でもすでに向こう側に来ていた。
ポケモン捕まえながら帰宅。
投げるのへたすぎてモンスターボールがなくなる。
ポケモンと会っても見るだけ。
帰ってきてくるりの「宿はなし」を、どうだっけ、とギター弾いていたので、「こうだよ〜」と最近重音の練習のために弾いてるから得意げにばいおりん弾きだしたら合わせてくれて、そしたら練習時と比べていまいち上手く弾けなくて、
「とにかく早いわ」
「これですら早いわ」
と池田のテンポの速さのせいに弾けなさをして、されてかわいそうだった。
前日、同じ場所で、
かぼちゃグラタンとひじきとレタスと、鶏とピーマンの揚げ焼いて黒酢とかのやつにひたした名前のないやつたべながら
「やっぱ今日改めてくるりがいちばんすごいって思った。やるならくるり目指したい。」
といってちょっと考えて、
「というか、自分が子供の時すごい真剣に聞いていたから、聞くと、こころが、ちゃんと音の形に沿ってこころが動くのかもしれない」
と言ったら、
「なんかめちゃめちゃいいこと言ったかんじするんだけど笑」
といわれて、
「うん…なんか…ほんと…」とか言いながら、確かに私も喋りながら「書くみたいに(?)喋ってる(?!)もしくは喋れている(?!)な」と思っていたなと思っていたから否定しないけど恥ずかしいのもあり言わなくてもいいってのもあるのかもしれなかったけどなんかそれ以上そのことについて上手く言えなかった。
最近日記を書いていないから、前日の日記で書きたかったことが混じってきてしまった。
9月メッチャ嬉しすぎて今までの人生に感謝最高みたいな日の次の日に文化庁のイミワカンネー発表があって、「メッチャ嬉しいってことをメッチャ嬉しいって気持ちでかけないからもうその時の日記書けないんだからやっぱその時しか書けないことってあるんだな〜10月からは毎日ちょっとだけでもいいから日記書こう」と思ったけどこれ10月最初の日記で、さっきお昼食べながら「あれ?!」と思って見たらきのうが自分の日記の日、今朝はスキー場にこれから行く夢を見ていた。
齋藤春佳
朝「おなかいたいな」とおもいながら目覚めた。
池田も数日前にお腹がおかしくなって、おおごとになってCTとか内視鏡とか検査した結果とても綺麗なお腹だということが判明しただけだからほんとうによかったんだけれど、自分もほんのり同じ時期におかしいお腹を抱えていて、だけどほんのりだったのが、じわりじわりと強くなってきている。それで二人で思い当たるのはめちゃめちゃ美味しい表面だけ焼いたレバーで、だからおそらく食中毒だろうと思っているんだけれど、昨日いさじさんにその旨を言ったら「食中毒なんてなかなかなる人いないよ、よっぽどまぬけなひとしかならないから」と発言、自分がまぬけではない保証はない…、と思って、二の句がつげなかった。
普通に過ごしているとふと、イテテ、と胃がきゅとなる瞬間があって、だけど普通に過ごせるから過ごしているけどその普通には痛くなる予感が含まれていて、やり過ごすようにしか過ごせない。
午前中がほとんど溶けて、じゅんびじゅんび、と、じゅんびしてたらもう病院から帰ってきた池ちゃんにあってしまって、おなかいたいんじゃ的会話を交わして、家を出る寸前、部屋の北側の隅を見てじっとする瞬間があった。
ざばりとした雨が降ってはやむ、謎の天気。
踏切を渡ってしばらく歩いたところで、踏切で後ろで会話していた男女がはるか前方に自転車で進んでいっているのが見えて、いつのまにか、断片的な世界の理解だ、おなかに自分がやられているよ、と思うのと、自転車で大丈夫な天気だったのかな、と思う。
乗ろうと思っていたバスが土曜ダイヤで、バイトに微妙に絶対間に合わないピンチ!になって、ピンチじゃない方法をどうにか探そうとするが微妙に歩ける距離でこの感じになっているのは、土曜ダイヤだってなんだって調べればよかったのもあるしそもそもにはただギリギリ間に合う時間に家を出なければよかっただけであるから自分の外側の何にも恨めない。ばか。と思って歩きながら、脳裏にさっき部屋の隅を見てじっとした瞬間のことが浮かんでいた。左の木の上にピンクの花、進んだ右下の生垣に黄色い丸い実が過ぎていった。オンゴーイング方面にいくクロネコヤマトのトラック、いつものよしみで乗せてくれないかな、ないんだよな〜と住宅街の中の一本道を歩いて行くとシャッターのあいたオンゴーイングが見えて、なぜなら小川さんに連絡をしたら開けにきてくれていたからで、ほんとうにほっとした。謝る。
2時から高校2年生の目がめちゃめちゃキラキラした子がインターン的手伝いに来てくれて、「「自分はもう終わりだ」という気持ちがした。」というのは小川さんに夜あった時に言ったことだ。
おなかいたやりすごし感覚によってか、話すのがいつもにも増して遅い気がする。
腹に力が入らなくて思考がまとまらない。
タルト台焼く。
ナス、モロッコいんげん、明日のために仕込む。
翌日のパーティーのことをなんとなくしか決められない。お腹で考えられないからかな、食べ物のことはお腹で考える部分なおさら多いかもしれないなど考える。
歩いて帰宅。
イテテ、と思ったあとクリーム色の赤いハーネスをつけた柴犬みたいな形の犬がおしっこしているのを見た、そのあとこっちを見た、そのあと足元右下にティッシュみたいな花がおちて沢山たいらになっているのが見えた。LG21が胃にいいらしいと読んだので売り場にあった2つ中2つを買って帰る。他にも胃に苦しんでいる人がこの地域には多いのだろうか。薄い膜とその内外という雰囲気のイメージで、こんなに体の内側からの影響が強いならば外側ばかりで自分の出来事を起こしていくのもそんなにいい手じゃないかもななど、目の前の塾の名前を頭の中で意味なく読み上げたりしながら、歩いて、木槌みたいでそうではなさそうなものが落ちているのと、薄ピンク色の湾曲したレンガのかけらが落ちているのを連続で見た。
帰宅してしばらく話すと、自分の最近の後悔のある懸念事項についてとてもよいアイディアをくれて、感動した。今日も一瞬それについて考えて後悔の念にぎゅ、と体が潰される気持ちがする瞬間がキッチンであったからありがたいことだ、と伝える。全然食べてないから痩せたかなと思って体重を測ったら全然変わってなくて、せっかくなのに?!という感想が生まれた。日記を書かなきゃいけないんだと言いつつ、おなかをやり過ごすきもち、髪切ろうかな、流行っている髪型にしなよ、と言われたが流行っている髪型のイメージが頭に何も浮かばない、調べることなくなし崩し的に就寝。
夜中、風が建物に当たる音で何度か目が覚めた。
朝起きて、池ちゃんがもらったなぞのとろりとした緑色の胃を保護する液体をもらって10ml飲む。昨晩「なにそれ」「とろっとした液体」「絶対に飲みたくない」と発言したが、飲んで、「すきかも」と思って言った。それで日記を書いている。ちびまるこちゃんの体育館の授賞式なのに腹痛でピンチ的エッセイで「こんなに言うことを聞いてくれないおなかが自分の一部なんて到底思えない。」という記述があったことをさっき思い出した。明日も胃が痛かったら病院に行こうとおもうけど、平気は平気で、でも世界の解像度が低い。
齋藤春佳
水貼り。やりながらやり方を思い出して失敗してやり直したりして見積もりよりも時間が全然かかった。
眠いという感情が全てに先立って、厳しい気持ちだった。
お腹すいた…とはいえ眠い、でも展示前日の飯川さんの身になって考えてみたら…眠い。身になっても眠い、など、あとで時計を見たら40分くらい布団でのびていたけれど、ミントに水あげてと言われたことを思い出す。
「ミントに水あげておいてほしい」と言われた声で目が覚めたんだったと思い出す。
それで起きあがってベランダにあると言われた昨日植えたらしいミントを見たらかわいくてうれしくなって写メとった。水をあげるとその水流の強さと土がふんわり盛ってあったことがあいまって根っこがかなりむき出しになって、そういうとこだぞ。となんとなく思う、うちでは植物をどんなに世話しても二人掛かりで軒並み枯らすのを、なぜか枯らす、と自動的なこととして捉えているけれどこういう自分で意識が行き渡っていない細かいとこが普通に原因かもしれないという気づきとなるできごとだった。
通勤中茶トラ猫が道を横切るのを見て猫が横切るのを見るのは今月3回目。クリームイエローの外壁の家を見て、赤と青と黄色どれが好きかと聞かれたら昔は青だったけど今は黄色だな、青はシリアスな感じがよくて黄色はなんとかレンジャーとかでも大食いの人とかお笑い系のひょうきんな感じでそれは受け入れられなかった、青はセーラーマーキュリーだもんな、でも赤青黄色とか言われなかったらセーラージュピターの緑がダントツ好きなんだけど…、と思いながら大通りを渡って自転車屋の横を通る。この乗ってる自転車は知り合いの人に作ってもらったんだけど黄色がいいと言ったら葡萄色だった、と思う。それもメッチャかわいくてよかったんだけど、作ってくれる前に自転車ってもののイメージは?と聞かれたから大きい犬!!!って言って待ってたら鳥をイメージして作りました!と言われてびっくりした自転車で、可愛いからいいうれしいと思ってもう4年乗ってるけど、片側調子悪いブレーキを直しに行く手間をかける愛情がいまいちないことに誘発されてかなんかわかんないけどもうぜんぜん鍵かけてない。と思いながらオンゴーイングの前に自転車をとめる。
ペンキを塗って、時間になったので店を開ける。ペンキ塗りは、やってると、その時間と別の時間を比べる余地がないというかもはや眠いとか思えなくて結構よかった。
鶏もも肉と手の色が似すぎではないか、と包丁で切ってる最中に発見する。
とすると、肉の色がこれで皮がこれなんだから、鶏って色白なんだなとフライパンの上で皮目を下にしながら思った。
血がかよっていないから?
フォー仕込む。
スコーン仕込む。
夕方ごろ、きのう、「今日ですか明日ですか?」と聞かれて「明後日です!」とお伝えしたいたるさんから日記がきのうにとっての明日のいま送られてきて、一瞬、「どうしよう。」と思う。
思うけど実際はべつにどうしようってこともなくて、そのまま記録すればいいだけだなと思いなおす。このリレー日記のルール(というか仕組み?)は大したルールじゃないというかこういうことを起こすためにルールがあるくらいのルールで、色々その人自体であることがそれぞれ現れてそれがよい。
店閉めて搬入手伝いをみんなしてるので手伝うが動きが鈍かった。
「きげんがわるくなる前に帰ります!」と日をまたがず帰る。
作業をしていた人たちが体感より時間が経つのがはやい!と言っていて、手伝ってみたら確かにそうでそれは自分の体の中で自分で考える、みたいな時間が殆どゼロになるからかな、と思ってそれはいやかも、楽しいに見せかけたつまんないかも〜とチャリこぎながら、でもそうではない状況の今でも目がなんにも捉えないというかゼロのまましばらくチャリこいで、街灯と同じくらいの背丈の、街灯の道挟んで反対側に生えている木のはっぱが小さくてたくさんあってチラチラとちょうどその街灯に照らされて細かく光って、”これははげまされるな”という言葉で思った、そのあと目に入った踏切の黄色いバッテンに「石 6」と書いてあって、石と6って似てるんだと初めて気づいた、坂を下るとその前にあくびをしたなみだが目のキワに留まっていてそれが風をうけてつめたいのとあくびの後のなみだあたたかいのが両方、つめたいのかあったかいのか、甘い?甘いが近いかも…と思いながら家に着く。
もうちょっと…と思ったら寝落ちしてていま朝書いてるんだけど、ただちゃんから更新したよ〜!とメールが来て、一瞬「どうしよう。」と思う。
でもどうしようってこともない。
わたしが言ってることは誰にも誤解なく伝わらないのかも。この世界、犬の自転車も、日付も、と思ったら、普通にわたしが日付の伝えかたを本当は11日の土曜日のところを10日の土曜日だと(いたるさんにもそう)そもそも間違えていたんだと判明して自分側に原因がある可能性の高さ、と思った。
齋藤春佳