ヨーテボリ滞在記01

スウェーデン、ヨーテボリにあるレジデンス施設Konstepideminの滞在が始まって10日ほどが経ちました。まだ何もやっていないけどレジデンス内外の(ここには130人!の作家のスタジオがある)作家さんと交流することで、なんとなく9ヶ月間の滞在の目標が見えてきました。ぼんやりと。
日々発見があり、誰かに共有したいと思いつつも、Facebookなどでいちいち世界の皆さんのお目を汚すのは忍びないので、この日記に記録しようと思います。
スウェーデンという国は私の実家、伊佐治家に非常に人気が高く、母親から「毎日写真を送るように」と指令を受けるほどです。60%くらいの確率でその注文をこなしています。先日「もう慣れた?」とのメッセージに「慣れた」と答えた後に、何に慣れたかを自問してみた。
慣れたこと:
・スーパー「Hemkop(ヘムショップ)」を使いこなしている。
・いいホームセンターを見つけた。
・数件の美術館とかギャラリーに行った。
・トラムを乗りこなしている。
慣れていないこと:
・牛乳だと思って買ったものが飲むヨーグルトだった。追加で慎重に選んで買ったが、やはり飲むヨーグルトだった。
・簡単なスウェーデン語を覚えて店員さんなどとクールに挨拶したいが、皆英語が上手い。
・気づくと米を欲している。
それなりに上手くやっているつもりだが、急激な生活環境の変化で自分がかなり軟弱になっていることに気づく。店員さんが笑顔で対応してくれないと傷つくのだ。スウェーデンの店員さんの98%は親切で感じがいい。それに合わせてこちらもヨーロッパ風の笑顔を見せるのだが、普段使わない顔筋が酷使され顔が少し疲れている。
そうだ。今週はプールかサウナにでも行こうかな。

イサジ