Uber eatsはじめました

最近Uber eatsの運ぶ方をはじめました。知り合いを紹介してその人が50回の配達を達成すると6万円も貰えるようで、金に目が眩んだ古い友人に誘われたのです。彼から招待メールには一言「共に戦おう」と。ママチャリでやってみた感想としては、1日3回くらいまでポケモンGoやってるみたいで楽しいです。1日15回くらいやると段々イライラしてきて、Uberつぶれねーかなーと思ってしまいます。現在までに42回の配達をしました。

その古い友人が私の実家の庭に父自作のピザ窯があることを知ってから、「いつか一緒に帰省してピザパーをさせて欲しい」とずっとお願いをされていたので、先日妻と一緒に帰省する予定を立てました。ところが友人はゴールデンウィークに帰省したばかりだったので、今回は代わりにオンゴーイングレジデンスに来てたチョンくんを連れて行くことに。

チョンくんは勤勉です。新幹線では作品に使う資料を常に読んでおり、仕事をしていないと罪悪感を感じる、とFBで告白していました。不思議と一緒に行動すると影響を受けるもので、怠け者な私も最近はメリハリのある生活をしている気がします。おかげで配達も捗ります。しかし仕事をしていないと罪悪感を覚えるのはいかがなものでしょう?辛くない?その感情分からないではないのですが。というのも私昔は落ち着きがなくて、ずっとソワソワしてる人だったのです。あるとき損してる気がしてソワソワするのやめよう!と思い立ってやめたのです(魔女の宅急便の「描くのをやめる!」ですね)。その成果として感情の起伏が少なくなりました。もうほとんどキレなくなったのです。

そこで気が付いたのですが、チョンくんリアクションが薄くない。濃い?ちょっと興味が湧く話があると、「wow(ウワ〜オ)」とか言ってくれるので話し甲斐があるのです。そんなチョンくんを私の家族もすっかり気に入り、父親に至っては昔趣味で集めていたCONTAXのコンパクトカメラとそのレンズを彼にあげてしまうほどでした。感情の起伏の少なくなった私は不安から解放される代わりに、彼のようなリアクションを失っていたのです。いちいちリアクション取るのも疲れるからね。

ずっと実家で飲み食いしていても退屈なので、次の日は姪っ子も連れて犬山市の明治村に行きました。地元特有のジメジメした熱気の中、姪っ子の興奮も頂点に達します。自然と妻が姪っ子の遊び相手(標的)となり、私とチョンくんが先行して移築された建築を鑑賞します。子供の頃から何度も来ていますが、大人になってから行くのもいいもんですな。閉園時間も近づき大人たちの疲れが溜まった頃合いに、我が姪は妻と先行する私達の約10メートル間を往復ダッシュをはじめました。流石のチョンくんも「姪っ子には何かスポーツをさせて発散させた方がいい」とアドヴァイスを受けるほどでした。お行儀は悪くないんだけど。帰宅後、妻とふたりで姪っ子が持つ無限のエネルギー活用について話し合いましたが、まだ結論は出ていません。

伊佐治