我が家にどしーんブームがきている。
仰向けになった旦那が、5ヶ月の息子をお腹の上に「どしーん」と言いながら立たせるように乗せると、キャッキャキャッキャと大はしゃぎする。
そのうちに旦那が「どしーん」と言うだけでウキャッと笑うようになった。
GWの帰省中、家族が旦那の声を真似て、満面の笑みで床に足を踏みつけながら「どしーん」と息子に迫る姿ににやけてしまったのだが、数分後にはわたしも同じことをしているのだ。
写真を撮るときも「どしーん」、誰かに会って息子の笑顔を見せたいときも「どしーん」、もちろん、機嫌が崩れ始めたときも、ご機嫌のときも、「どしーん」!
息子が大笑いする姿につられて、お腹を抱えて笑うこともある。振り返ってみれば、涙を流して笑うことなんてここ何年もなかったのだけど、純粋無垢な赤ちゃんの笑顔は、わたしたちの純粋な笑顔も生む。
街中を歩いていると、おばさまがよく「あら、赤ちゃん?」とベビーカーを覗き込んでくる。まだ人見知りをしない息子。満面の笑みをご披露して、おばさまは「ありがとう」と言って立ち去っていく。
たぶん、子どもの笑顔は世界を救うと思う。
しばらくは、朝起きて授乳ミルクどしんどしん、お散歩、数時間したら授乳ミルクどしんどしん、抱っこ、また数時間したら、、、。「どしーん」を何度も挟みながら、息子が健康に過ごす1日を隣りで見守っている。
というわけで、今日も我が家には何回、何十回と「どしーん」の声が響く。
次のブームはなんだろなー
高村瑞世