12月26日の日記

12月25日はカンボジアと英語の翻訳の締切りが1件ずつ重なっていた。
そのため、どちらも提出前のダブルチェックの日だったのだけど、2件目が終わったのは、今朝4時くらい。
そして2時間後には起きて、朝8時前には次の仕事へ…
去年の12月はこういう生活が祟って、肺炎になったから、次はしないぞ!と思っていたのにまたやってしまった…
8時台の電車移動はラッシュアワーで正直しんどい。でも、流石に師走も26日くらいになると、そろそろ仕事納めも近づき、車内もピークに比べたら、乗りやすくなっている。
大学院の入学試験前の準備段階から、もう本を読むぞ!という気でいっぱいなので、移動時間はとても有難く、楽しい。
最近、文庫本の裏表紙に付箋を一塊貼っておくと、とても便利だということに気づいた。立ちながらでも、気になるところに難なく付箋を貼っていける。ちょっと表紙がボコっとしてしまうけれども。ミハイル・バフチン著 望月哲男 鈴木淳一訳『ドストエフスキーの詩学』。バフチンによるドストエフスキーのポリフォニーに触れられていたヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニア著 松本昇・清水菜穂監訳『シグニファイイング・モンキー -もの騙る猿る/アフロ・アメリカン文学批評理論』に引き続いて、自分の学生時代、そういう「文学作品の理論的な分析」はなく、ひたすら訳して読むことばかりで終わっていたから、そのように文学作品を理論的に読むことを学ぶのはとても新鮮で楽しい。
仕事前に駅ナカでお昼のパンを買う。パン屋が何軒もあって選び甲斐がある。打ち合わせが夜7時台なので、カロリー高めのを選ぶ。
仕事が早く終わって、次の打ち合わせまで本屋さんをのぞく。NHK Eテレの「100分de名著
」の亀山郁夫先生の「ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟」の回のテキストを番組終了後にやっと買う。ユニセフに一部寄付される年賀状も一応買った。
人に紹介して頂いた初めましての方を引き合わせる打ち合わせも無事終わって、ほっとした。
長い一日だった。

コレクティブ・コレクティブで今後は大学院でカンボジア語のラップ詩研究をしたい、と威勢よく口にして、大学院受からなかったらどうしようと内心ひどく心配していたけれど!無事、来年から大学院修士課程で研究できることになったので(ただタイミング悪く、制度が改悪されて、2020年度から大学院は授業料免除の制度外が濃厚で非常に経済的には正直不安…)2020年はヒップホップのことばかり口にしているかもしれないけれど、精進いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!

本間順子